世界を信じられない、というような表現を目にすることがある。
でも、あれは表現として妥当ではないと感じる。
人は特に世界や人生といった、自分にとって大事なものについての考えを持たないでは生きられないと思うのだ。
だから、世界を信じられない、のではなくて、世界は信用できないと信じているのだ。
小さい違いのようだけど、この違いは大きいと思う。
信じられないものを信じることはとても難しく感じるけど、既にそれに対して何かを信じていて、その信じている内容を変えることの方がやり易い気がする。
少なくとも、ぼくはそう感じる。
勘違いしていた考えを正しい、と言うか、自分の都合の良い考えに変えることは出来る気がするのだ。
だって、それまでは、自分にとって都合の悪い考えだって信じられていたのだから、自分にとって都合の良い考えの方が信じ易いんじゃないだろうか。