マスクの威力を実感した | 自分世界探検家のブログ

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花粉の飛散数データを見つけたことを書いた。

 

今年は花粉症の症状が酷い。

ぼく個人だけかも知れないけど。

 

例年だと鼻水、目の痒み、くしゃみ、軽い頭痛、軽い腹痛、あちこちの痒みという順番だった。

しかし、今年は圧倒的に痒みが酷い。

アトピーが悪化しているようだ。

 

外に出ると後で痒くなる気がする。

そう思っているから花粉が多い時は外出したくない。

去年までは花粉の飛散量が多いと予報された日は外に出ないようにしていた。

 

だから2月中旬から4月中旬くらいまでほとんど運動出来ずに、身体的にはもちろん精神的にも不健康だと感じていた。

 

これをどうにか出来ないか?具体的にはもうちょっと外出したいと思っていた。

 

 

時間毎の花粉の飛散量の情報を見ると、飛散量が多いのは暖かい時間帯で、それ以外は少ないという傾向が見られた。

だから、飛散量が多い日でも朝や夕方以降だったら外出しても大丈夫かも知れないと考えた。

 

3/10は花粉が多いという予報だったけど、比較的少ないと思われる夕方に散歩してみた。

帰ってしばらくは問題無かったけど、2~3時間したら今まで軽くなかった肩や背中まで痒くなって驚いた。

やっぱり花粉が多い日はダメかと思った。

 

3/11は花粉が少ないようだったのでまた夕方に散歩してみた。

でもやっぱり痒くなった。

花粉が少なくてもダメなのか?

 

3/12は家から出なかった。

 

3/13はやっぱり外出したいと思い、夕方に散歩してみた。

この日は試しにマスクを着けてみた。

すると痒くならなかった。

厳密には痒くなったけど、3/11ほどではなかった。

 

これ以降は夕方にマスクを着けて外出して、痒みが酷くなったことは無かった。

 

 

個人的にマスクなんて何の効果も無いだろう思っていた。

なぜなら、マスクをしても、マスクと皮膚の間には隙間が出来るからだ。

空気はこの隙間から出入りするだろうから、マスクをしてもしなくても同じだと考えていた。

 

しかし、実際にその効果を体感したので、マスクの効果は否定出来ないと思う。

ただ、花粉除けには効果はあるけど、ウィルスや菌に対してはどうかと思う。

 

ちなみに網目と花粉などの大きさは下記の通り。

ただ、情報元によって数値がかなり異なるので目安程度にしかならないけど。

 

スギやヒノキ花粉は直径30~40μm(マイクロメートル)

>マスクの網目の大きさは10~100μm

>黄砂は約4μm

>PM2.5は2.5μm以下

> ウイルス飛沫(咳やくしゃみなど水分を含んだウイルス)は約2μm

>細菌の大きさは約1μm~約10μm
>新型コロナウイルスのサイズは、80〜220nm(ナノメートル)

らしい。大きさにかなりの差があることが分かる。

1μmは1mmの千分の1の長さの0.001mm。1nmは1μmの千分の1の長さの0.000001mm。

 

だからこれだけだとあまり異物の吸入の防御としては心許ない。

たぶん、マスクの効果の要は、網目の細かさに加え、マスクをしたときに顔が蒸れることじゃないかと思う。

 

水分を多量に含んだ呼気を口や鼻の近くに留め置くことで一種のバリアになっているのかも、と考えた。

それが花粉の吸入を妨害するのであれば、もしかしたらウィルスの吸入も妨害出来るのかも知れない。

 

と、今更ながらに思った。

 

 

そんな訳で午後6時以降ならマスクをして外出するなら、花粉の影響を受けないことはないだろうけどあまり酷いことにはならないようだ。