火事場のバカ力 | 自分世界探検家のブログ

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人はみんな自分の信じていることに基いて、全てを解釈しています。
だから、全ての人がそれぞれ自分の世界に住んでいるとも言えるでしょう。

ぼくはぼくの世界を探検しながら、気付いたことや発見したこと、気になったことなどをここに記録しています。

子どもの頃に観たボクシングのアニメやマンガの世界、

ハングリー精神というのだろうか?

あれがカッコイイと思っていた。

 

しかし、いろいろ経験した後の今は、あんな世界には絶対に行きたくない思うようになった。

 

 

ハングリー精神が必要という考え方に元には、悔しさをバネにして頑張るという構造に対する信頼があると思う。
確かにこれはエネルギーが出せると思う。それも爆発的な。
しかし、ボクシングに代表されるような短期決戦的な事柄にしか利用出来ないと考えている。

これは他の全てを犠牲にして、一点集中するというやり方なので、努力している期間中は目的の事柄以外は全て中途半端か酷い結果に成りかねないと思う。

元々この方法は、人に備わった火事場のバカ力を出すシステムを利用しているのだと思う。

 

自分がピンチに陥った時に、どうやったかはよく分からないけど気付いたら安全な場所に居て、

その時に初めて怪我してることに気付いた、みたいな行動を支えているのがこのシステムのようだ。

これは、文字通り火事のような窮地に陥った時に、逃げるために超人的な力を発揮するためのエマージェンシーシステムだと思う。

だから、その時に持てるエネルギーを全て一気に放出することで凄いパワーを出すことが可能だけど、

エネルギーを出し切ってしまうので継続して力を出すことは出来ない。

だから、日常的にこのシステムを利用すると健康を損ねる。

まず、自分を追い込まないと非常事態にならないので、精神的にはいつもギリギリの状態が続く。
そして、力を出し切った後はエネルギーが残っていないので、まとまった休息とエネルギーの補給が必要になる。
エネルギーと言うのは、摂食による物理的なものだけでは無い。
心を休めたり、気持ちが震えるような心の滋養になる経験によって補える精神的なエネルギーも必要なのだ。
この精神的なエネルギーの得方は人それぞれだから、自分のやり方は自分で見付けるしかない。

こういったエネルギーを充分に補給して、再度緊急事態に陥ったと感じた時に再び火事場のバカ力が出せるようになるのだ。

これを連続で行うのはかなり難しい。

上手く出来ないとダメージが残る。
それが健康を蝕むことになるのだ。

だから、このやり方は幸せに成りたい人には向かないやり方だと言えよう。
なぜなら、幸せになることさえ投げうって、ある事柄を成功させるというやり方だからだ。

そして、このやり方をしなくても、それと等々かそれ以上の力を出せる人がいる。

その分野に才能が開花している人たちだ。

そういう人には、火事場のバカ力を出し続けないと敵わないと思う。

そういう勝負は挑まない方がいいと思う。

 

そこまでしても勝ちたいというのは、おそらくエゴであり、本心では無いと思う。

 

本当にやりたい事だったら、そこまで苦労しなくても出来ると思う。

 

本当に苦労してみたいという欲求を持つことは、ぼくは無いと思う。

有るとしても期間限定のはずだ。

 

個人的な経験からの意見で証明は出来ないけど、

メンタルの不調の原因といして一番多いのは、このエマージェンシーシステムの使い過ぎじゃないかと思っている。