ぼくは長い間、肩凝りを持っていた。
痛むのは決まって左肩だった。
もうそういうモノだと思って、悩むことすらなかった。
凝りによる痛みは、
強くなったり、
弱くなったりしていた。
ところが、この夏に立腰体操と出逢い、
この肩凝りが消えるという経験をした。
凝りによる痛みが、
出たり、
消えたりしていた。
この経験によって、
ぼくの中のある考えに焦点が当たった。
それは、
良い姿勢(正しい身体の使い方)と
悪い姿勢(間違った身体の使い方)
があるというもの。
良い姿勢は肩凝りが出ない。
悪い姿勢は肩凝りが出る。
これだ!と思って、
肩凝りの状態を感じながらいろいろな姿勢を試して、
肩凝りが消える姿勢を見つけた。
肩凝りは消えたが、
今度は腰が痛くなった。
これも良い姿勢ではなかったのだと思った。
今度は腰痛が無くなる姿勢を見つける試行が始まった。
そしてそれは為された。
腰痛も消えた。
しかし、今度は脚が痛くなった。
そんなことをしばらく繰り返していた。
そして、全ての痛みが治まって、
喜んだのもつかの間。
今度は右肩が凝るようになった。
これは、首の傾け方で出たり消えたりすると気付いた。
この一連の流れでもうひとつ気付いたことがあった。
おそらく、絶対的に良い姿勢というものは無い。
そして、絶対的に悪い姿勢も。
あったとしても、それをキープしたまま生活することは出来ない、
同じ姿勢で居続けることは出来ないから、
実質的にいろいろな姿勢を取らざるを得ない。
それを、これは良いこれは悪いと区別してもしょうがない。
それよりも大事なのは、
身体からのサインを見落とさないこと。
そしてそのサインに見合った姿勢を取るということだ。
肩が痛んだら、凝る前に痛みを取るような姿勢や動きをする。
腰がだるくなって来たら、立ったり歩いたりする。
それこそが身体を大事にするということだろう。