みなさんお疲れ様です。
ちょっと間があいてしまいましたが、先週の大会の報告をしたいと思います。
前大会の負けから20日経ち、
ひょっとしたら今年一回も勝てないんじゃないか?
どうすればこの現状を打破できるのか?
なんとかチームを強くしたい。
攻撃でも守りでも、同じような負け方をしたくないと
考えに考えた結果、我々は思い切った手段に出ました。
その思い切った手段とは?
う~ん、
実に草野球らしいというか(笑)
草野球じゃないとこんなことできないというか。
スターティングメンバーと打順、今日の監督を
なんと
くじ引きで決定するという暴挙にでました!!!
いや~、
私も当日初めて知ったのですがww
皆の反応も様々でした。
でもグラウンド以外でも夜な夜な熱い議論を交わしてるって素晴らしいね!!
ね!
まーそんな感じで
文句いいながらふざけながらクジの割りばしを引いていく
深谷スラッガーの面々。
そんなこんなで決定した新鮮ホヤホヤオーダーがこちら。
監督 カズ
1番 ショート 田村
2番 ファースト 高橋
3番 キャッチャー 松本
4番 ピッチャー 目黒
5番 ライト 山崎
6番 レフト 新井康文
7番 サード 瀬山
8番 センター四分一
9番 セカンド 木村
打順は完全に風まかせ!!
ポジションはさすがに試合にならないので監督に決めてもらいました。
どうですか?コレ。
相手チームのフィルダースチョイスは今年から1部に上がって来たチーム
ということですが、
あ、でも、ちょっとやってみるか?感では
完全に負けてない感じでしたね。
さて、
先攻 フィルダースチョイス
後攻 スラッガー
で始まったこの試合。
1点を取り合うなかなか緊張感のある試合となりました。
初回、ヒット、エラーなどが絡んで1点を奪われます。
1-0のまま回は進み、
5回にも追加点を許します。
2-0。
しかしその裏。
スラッガーの反撃が始まります。
ワンナウトランナーなしのところで7番瀬山がデットボール。
これを8番四分一が右中間にはじき返しツーベース!!
ランナー2,3塁とします。初回のミスは帳消しか!?
9番木村はフォアボール。
ワンナウト満塁で1番田村。普段クリンナップを打つバッターがこの場面で回ってくるとは。。。
あのクジの割りばしに何か宿ってんのか。。守り神的なやつが。
田村ファーストゴロの間にサードランナーが生還。しっかり仕事してきます。
2-1。
この点差のまま、回は最終回へ。
さぁ!最終回
後攻で1点差。ドラマのお膳立ては揃っています。
ワンナウトから3番松本がフォアボール。相手ピッチャーもここまでひとりで投げているせいか、細かいコントロールができなくなってきています。
4番替わったカズ(福島監督代行)はフライに倒れてツーアウト。
くぅぅぅ~~!!!(ジョン川平)
5番は堀江
「絶対に自分で終わりたくないと思いました」
試合後にそう語った彼の放った打球はライナー気味にレフト線へ!
良し!!良し!良し!!!
ツーべース。
ランナー2,3塁。
やってくれるぜ。
次のバッター誰だ?
幸治。
いい顔してんな(^人^)お前。
たのむ。
たのむ。
打ってくれ。
・・・・
・・・・・
打球はレフトへーーーーー!!!!!!
・・・・・
・・つかんだぁぁぁx試合終了ーーーー・°・(ノД`)・°・
負けたぜ。くそぅ。。
相手との実力の差が大きくあったわけじゃない。
互角・・・・
その時その時のホンのわずかな部分で競り負けた感じ。
くそぅ。。。
さ、
みなさん、この試合、どういった気持ちで臨み、
何を感じましたか?
(これなかった方はこれを見てどう思いますか?)
打順くじ (●´ω`●)ゞ
やってみてどうでしたか?
試合後、ミーティングを行い、それぞれ意見を交わしていただきました。
議論と、いちおう個人的な感想をまじえてメンバー全員なにかしら発してもらい、有意義な話し合いが
できたと思います。
でてきた意見の一部を紹介します。
・くじ引きについては、今までポジション、打順など主に監督となる人が決めていた。ただどうしてもメンバーが固定化してきてしまい、新しいパターンや、やり方を模索したかった。
だが現状、練習やミーティングなどみんなの意思疎通の機会が多くとれない為、くじ引きというやや大味な方法をとらせてもらった。
いきなりだったから知らなかった方には申し訳なかった。
(うろ覚えです違ったらゴメン)
・くじ引きによって普段スタメンで久しぶりに控えに回ったが、打順やポジションなど、普段と違った視点で試合を見れて新鮮だった。
・打順の大切さ(流れ)を再認識した。
・運任せのスターティングオーダーは努力してる選手が報われないのでは?
・逆に運任せだからこそ、試合でれなそうな選手も油断せずしっかり準備してきてくれるのではないか?
・くじ引きはちょっと極端だが、普段のオーダーより全然大胆に変えても面白い事がわかった。
・くじ引き監督。やっていくとしたら慣れているひとの手助けがほしい(補佐的な)いきなり一人では無理。
・さすがに監督をクジで決めるのはやりすぎ。監督が大変な気持ちをわかってほしいというのは甘い考えだ。
などなど。
話し合いの終点として、とりあえず監督はいままで通り固定。
スタメンについてはこの場ではっきりとは決まらなかった。
ただ、そこにいる全員で意識を共有できた事で、
オーダーに対する認識、チームに対する認識は、
メンバーそれぞれ今までとはまた違ったものになったんじゃないでしょうか?
この試合、この話し合いを乗り越えた事で、よりチームとしての引き出しは
増えたんじゃないかと私は感じました。
問題は解決していないように思えますが、一歩前進なんじゃないかと。
(そして本当の解決とは一人の斬新な策などではなく、こうした一歩一歩なんじゃないかと)
すいません、まとまりませんが。。
少年野球からプロ野球、草野球から生涯野球まで。
野球人口億千万なれど、
私たちが抱えている事って、本当に草野球ならではの話だなぁと思います。
野球が仕事というわけでもなければ、
部活のように絶対服従の先輩やコーチがいるわけでもありません。
でも、それでもここまで真剣に取り組めるんだと少し感動を覚えました。
見た目真剣そうじゃないですけど(●´ω`●)ゞ
正直、草野球のイメージって、もっとのんびりしてるものかと思ってました。
私だけ?
それともこれでも十分のんびりしてるのか・・
まぁ高校野球もう一度やりたいとか。全員が本気の超意識高い空気に憧れたりもしますけど。
でもそれでも草野球が物足りないという考えは全くありません。
草野球の雰囲気ってイメージとしてありますけど、
最近それすら自分達でどうにでもなる、やりがいのある世界にいるんじゃないかって
思います。おっかない指導者も父母会もいません。
なにしろ全部自分達ですから。
だから、
今の雰囲気がなんか自分と違うと諦めるなかれ。
「深谷スラッガー」は、もっと不確かな生き物でいいと思う。
いかようにも変わっていける力を秘めていて、逆にそうゆう恐さも存在してる。
いろいろ考えはあると思います。私なんかよりも全然しっかりしていて筋の通った方々がいます。
でも、
もっと「こうあるべき」というよりは、
既成概念にとらわれず
自分達のスタイルをみんなで探していくつもりで。
「だらだら」
でもなく
「ぴりぴり」
でもなく。
難しいし、もどかしい気もしますが、
課題があることをむしろ楽しむくらいがちょうどいいと思います。
元気に、それでいて貪欲に勝負強く。
一歩一歩、強くなっていきたいと
思いました。
さ、
次の大会は今シーズン前半戦を締めくくる大一番、
深谷クラブとの対戦です。
5月20日(日)
花園球場第一試合です。
どうしても勝ちたいよね。いろいろと研究を重ねている人々もいますよ。。。
ガンバロウ!!
それではまた。