SR400-Ⅲ(2001型~)は排気循環装置(インダクションシステム)の装備が義務付けられております。

 

 アフターパーツメーカー社製のキャブレータに上記装置対応品は少なく、当社ではキャブレータに追加工施工後使用しております。

 

 

 

 上画像が排気循環装置と相成ります。

 

 ノーマル時は露見する事無き部品故、外観は腐食過多の装置と相成ります。

 

 今回作製車輌はサンドブラスト施工後、半光沢黒色にて塗装施工致しました。

 

 画像の排気循環装置より上に伸びますゴムホースが、インテークマニホールドに繋がり排気循環しております。

 

 

 

 上画像は今回使用のPWKタイプキャブレータと相成ります。

 

 インシュレータ部にはホース継手を追加工するスペースが無く、キャブレータ本体ベンチュリー部にホース継手を取付け致します。

 

 

 

 2次空気を吸わぬ様、エポキシ樹脂系接着剤を塗布しております。

 

 

 

 ベンチュリー部に凸出しますと、混合気吸入の妨げとなり大変塩梅悪う御座います。

 

 

 

 取付けしますと上画像の様と相成ります。

 

 アフターパーツメーカー社製キャブレータは、エアクリーナー非装備での使用を前提としており、出荷時燃料吐出量過多となっております。

 

 エアクリーナー装着後A/F計にて燃料調整施工し、当キャブレータにて車検適合としております。