ジョージ・オーウェル / 一九八四年 | のらくろの人生いろいろ

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カルト団体による集団ストーカーの組織的嫌がらせに負けないよう、日々つとめています。

集団ストーカー被害者には有名な、
オーウェルの一九八四年
ようやく読み終えました。

カメラで撮影しようとしたら、鏡みたいに自分が映るので、Amazonから拝借してます

なかなか難しくて、
読み進めませんでしたが、、
訳者の高橋和久氏のあとがきによれば、
これは英国での「読んだふり本」1位に相当する作品だそう。
買ってはみたものの読まなかった本の部類で、
見栄をはるための道具のような扱いをされています。
自分も普段あまり本を読まないのもあり、
息のつまる思いで読んでみました。

現在となっては1984年は36年も昔のことですが、
書かれた1949年には35年先の近未来を占う小説で、
ここでは世界は3つの国しか存在しなくなっています。
今の世界地図で言えばアメリカ、中国、ロシアのようで、
なんとなく現状と重なっています。

この小説で言われているテレスクリーンというのが、
今のインターネットで、

双方向での情報のやりとりがされています。
テレスクリーンの利用者は常にビッグブラザーという

カリスマに監視されています。
主人公のウインストンは党員でエリートですが、
その体制に内心不満を感じている。
そんなときに出会った党員のジュリアと
禁じられた恋に落ちる。
この社会では快楽は禁止されているのです。
入手した発禁本を読んでいくうちに
感化されていく。
あるときテレスクリーンのない不倫の部屋で
眠り込んでいると突然に
思考警察がやってきて
寝起きに逮捕されてしまう。
そしてその後は・・・

集団ストーカーの被害者はすでに
国家の監視対象なので、
ここにある話が妄想だとか、
ありえないとか感じることはありません。
これは今の政権そのものです。
盗聴盗撮ハッキング。
マイナンバーだとか電子マネーだとか、
情報という情報はモニタリングされていて、
気持ち悪いことこのうえありません。

監視だけならともかく、
集スト被害者は
大変な嫌がらせをカルトからされていますから、
ストレスから開放される暇もありません。
多くの人に少しでも現実を知ってもらいたいところです。
他人のことだと思っていたら、

大変なことになりますから。


この本はここ数年特によく売れているようで、
アマゾンでもベストセラーになっています。
オリエンタルラジオの中田氏も動画で解説していました。
コロナで時間のできた人が読んでいるんでしょうか。

またYouTubeにはこの話の映画やドラマが数種類あげられています。
当時は反共のプロパガンダ的な意味合いで
作られたのかもしれませんが、
よく考えてみると、
これ右も左も関係ないことですね。
独裁国家とか、軍事国家にありがちな現実で、
国民ありきなのではなく、
権力ありきなのです。
そこには人の幸せはありません。

昔ぼんやりと聴いていた歌の
意味が分かりはじめてきた今日この頃です。