今、ここを過ごせますように~~認知症の夫と -33ページ目

今、ここを過ごせますように~~認知症の夫と

夫は67歳でレビー小体型認知症と診断されました。
あの時ああしていれば…
これからどうなるんだろう…
どうしようもない過去や、どうなるかわからない未来に、つい囚われそうになります。
今できることに心を込めて過ごしてゆけるようになりたいです。

身体拘束を聞いていたので、

面会できる状態なのかな?と

重い気持ちで病院に向かいました。

 

面会室に来ることは難しいということで、病室での面会に。

主治医、看護師さんと一緒でした。

 

ほんの3週間ほど前、夫は

「朝は目が覚めるけど、看護師さんがカーテンを開けて、部屋の電気をつけて初めて目が覚めることもあるよ。」

と話してくれました。

 

部屋に入ると日差しがたっぷり入る見晴らしのいい大きな窓があって、

ああー、この窓のことだったんだ…。」と思っていると

すかさず主治医が

「ここですよ。このガラスに頭を打ち付けていたんです。」って。

「転倒して頭を打った土曜は院内にいて、私がすぐに診察しました。翌日の日曜も気になって様子を見に来ました。」と。

ケガの心配とともに身体拘束せざるを得ないことをことを気にしていらっしゃる様子も感じられました。

 

夫は目を閉じていて、何度声をかけ手を握ってみても目を開けません。

3人で代わる代わる声掛けしていると目を開けたけれど私の方は見ず。

名前を呼び続けていると一瞬こちらに目線を向け、またすぐ目を閉じてしまいました。

私のことをわかっていたかどうかわかりません。

 

今日の夫を見て、今年一月の入院前の様子を思い出しました。

呼びかけても手を握ったり肩をさすったりしても反応がない、

時に目を開けたとしてもこちらを認識しているかわからない、

みたいな状態。

 

それでも一月には入院加療によって改善するはず、という希望を持っていました。

でも今は「もう治療は難しい。進行が速く来年のことは言えない。」と言われています。

 

良くも悪くも先のことはわからない。

考えすぎず、今夫のためにできることを一つずつしてゆこうと思います。