入学からもうすぐ2ヶ月、学校生活も落ち着き日々のルーティーンが出来上がっていく中で支援級に対して色々な側面が見えてきたので書き留めておこうと思います。
もちろんプチさんの場合は俗に言う知的級なのでほぼ選択の余地なくそこに入ったわけですが、
少しでも雰囲気を掴む材料にしたい方に向けてという感じです。
(あくまでプチさんの学校の話であって全ての支援級に通じる話ではないことは申し添えておきます)
【ありがたいと思うこと】
◎毎日の連絡帳で学校生活がほんの少し分かる
◎毎日やり取りをしているので先生に気になることや疑問点を聞きやすい
加えて我が家の場合は送り迎えをして登下校とも支援級担任の先生と顔を合わせているので、
気になったことはどんな些細なことでもすぐ口頭で聞けますし、
直接聞きにくいことは毎日何かしら家での様子について書くことになっている連絡帳で追伸的に気軽に書けるので、
コミュ障保護者としてはハードルが少し低くなります。
◎上級生の知り合いが出来る
前回の記事でも書きましたが、
特に知的+自閉症で同学年の子からは問題児に見られがちな学校生活の中で、
学校の中に先生ではなく生徒(児童)の中に味方でいてくれる上級生がいるのは本人の心情的にも親の心情的にも本当にありがたいことだと思います。
またプチさんはひとりっ子できょうだい児もいないので、
歳上の子達と生活を共にすることやこれから学年が進めば自分が面倒を見る立場になるというのは、
もし所属する場所が普通級だけだったら経験出来なかったかもしれません。
◎風邪が重症化しにくくなった
これは支援級というより幼稚園から進級したからこそと言えるのかもしれませんが、
月1度は医療機関のお世話になることの多かったプチさんが軽微な風邪はひきつつも市販薬でどうにか治るところまでもっていけるようになりました。
一律の公費助成があるので医療機関にかかった方が安上がりですが診療から薬を受け取るまでにかかる時間のことを思えばありがたいことです。
机に向かう時間が長く幼稚園ほど密な状態で接触することが少なくなってることに加えて、
支援級はクラスの人数も少ないというのが大きな要因でしょうか。
【気になること】
◎学習の見通しが立たない
支援級というよりも子供自身の問題になりますが、
普通級の子は大体1年間の学習計画表通りのことを身につけていく見通しが出来るけれど、
支援級は個々の学習状況によってやることが変わってくるため、
その日どんなことをしたかは何となく教えてもらえるけれどこの先どういう段階を踏んで最終的にどれくらいのことが出来るかが未知であるというのが気になるところではあります。
◎交流級での時間
基本的には大事なことだと思います。
ただ数度交流級の中で思うように出来ないことがあってワーッと癇癪を起こした様子で、
あの子無理〜みたいな感触になってる子達もいるようなのです。
もちろん先生の方でそうした子達に向けてフォローしてもらってはいますが、
ずっと一緒にいて他の色んな面も見られる子ではないからこそスポット的に現れては大騒ぎしていく子が嫌になるのは当然と思います。
【想定外のこと】
◎折り紙の消費量がすごい
学校には常に20〜30枚のセットを置くことになっていますが、
下手すると1週間もたない時もあります。
遊びなのか授業の一環でなのかは分かりませんが毎日毎日何かしら作ったり作ってもらったりしています。
100均で安く買えるとはいえ毎週毎週折り紙補充するとチリツモでそれなりの金額にはなりそうですね…
◎全員毎日給食当番
アイロンが苦手な人間にとって毎週給食着を持ち帰られることがいかに苦痛なことか…
ハンディスチーマー買おうか悩んでます…