8日午後8時頃まで営業。

昨日は暑い中、『小津安二郎』の会に、ご参加頂き、ありがとうございました。

参加された方からは、

「戦後から立ち上がる社会の『変化』 家族の成長による『変化』 妻の死によってもたらされる『変化』 いろんな『変化』も描いていたように思う。 」

「カメラ、いったい何台で撮っているの?と思うほど、集まって喋るシーンでも、喋る人を聴く人が見る角度で、喋る人の正面から撮っている。集まる人をざっと俯瞰的に撮れば、1台、ワンシーンで済むだろうに、そうしないで撮影する手間の多さを感じた。」

「この時代の言葉つかいが、現代と違うことが興味深かった。話す相手に、環境によっても、違いもあり、その事も興味深かった。」

「広島、尾道での、窓越しの近所付き合い。あまり深くもなく、浅くもなく、好ましい感じがした。」

「東京の共同アパートでの、お酒やオカズの貸し借り的な、貧しいながら、互いにたすけあって生きる姿も描かれていた。」

「家族の身勝手さ、それに反発もし、それもしようがない…とも言わせていた。」

「生きて死んでいくのですね。その事が淡々と。あまり激しい感情の応酬もなく、淡々と描かれていました。」