感動の作業療法4日目&理学療法初日♪ | +やさしく歌って+

+やさしく歌って+

頚椎症で2度手術、その後紆余曲折を経て最も恐れていた筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者となりました。愛する息子のため奇跡と希望を信じ、残された時間は感謝と笑顔を忘れず過ごそうと思っています♪ささやかなhappyを探す日々の記録を、お気に入りの音楽とともに♪

昨日は期待に胸を膨らませ リハビリに出向いて参りました^^



腕&足のリハビリは、いつもお世話になっている作業療法士のC先生。

そして今日から開始となる肩については、理学療法士のH先生が担当して下さいます♪


まずはいつものように作業療法室にてC先生からご指導を頂きました。

前回からの変化を確認後、最初は握力検査。

それから横になり、先生が両腕、両足に手で抵抗を加え、それぞれ順番に負荷をかけた状態での筋力訓練。

今回は今まで同様のこれらの訓練に加え、胴体の筋力をみるため腹筋運動も実施されました。

腕&足に比較すると腹筋はまずまず通常のレベル♪


続いて前回同様にテーブルに移動して、器具を使用した指の動作訓練

ただ今回から理学療法も開始されるため、時間調整のため1面全てではなく、それぞれ1列ずつで訓練を終えました♪


C先生にちょっとしたご相談をしてみました…。

まずは1件目♪

ご指導の通り家事を完全にサボってみたものの、週末は腕のピクつきが激しかったので、そのピクつきをあえて無視してでも毎日少しずつ家事作業を行ったほうが良いものかどうか?

これについては…整形外科のM先生がリハビリのプロと絶賛したC先生をしても、現在のアタシについは実際のところ試行錯誤、手探り状態で観察頂いているそうです。というのもやはり半年間で2度頚椎を手術し、それにもかかわらず自覚症状では悪化している現状があるため、もしかすると「別の病気」が隠れている危険が否めないらしく、そのために慎重、かつ注意深くご指導頂いているようです。

アタシの質問に対しては、家事をしてもしなくてもピクつきが変わらないのであれば、5分家事をしてみて首が疲れるようなら30分は休憩をはさみ、自分自身の首の状態を確認しながら少しずつ実施するようにとご指導を頂きました♪


そして2件目の質問♪

次第に歩き方が下手になっているので、筋力が衰えないように積極的に散歩をした方が良いものか?

通常ならば歩けば歩くほど筋力はつくものの、アタシの場合まず怖いのが転倒。そのため初回に伺ったとおり、誰かに付き添ってもらった上で、最初は家の周囲を5分ほど。あくまでも疲れたらすぐに家に戻れる、もしくはベンチがあって散歩中に休める環境で歩く事はOK。ただし夕暮れ~夜間は転倒の危険性が高まるので、散歩するなら日中のみというご指導でした♪




続いて場所を理学療法室に移し、整形外科のM先生が「期待してください。きっと感動しますよ」とおっしゃった例のH先生に、初めて肩の治療でお世話になりました^^

もうアタシは内心ドキドキワクワクです(≧▽≦)


H先生はC先生同様、とても柔和で笑顔を絶やさない方でした♡

まず驚いたのは、頚椎の手術箇所を尋ねられた事です。

4月の前方除圧固定術では、確か第2、第3番の2椎間、そして9月の後方からの手術は脊柱管全体?というオボロゲな記憶をお伝えしたところ、H先生は「ちょっと写真拝見しますね」と爽やかにおっしゃり、社内ラン(病院だと院内ラン?w)でPC上でレントゲン画像をご覧になり、「そうか、第○、第○…はい、わかりました」


Σ(゚д゚;)えーーっ?

以前お世話になったN病院のリハビリ室ではなかった事です。肩の治療に頚椎の手術箇所を確認されるなんて思いませんでした(ノ´▽`)ノ


まず座った体勢で肩甲骨あたりの背中を触診されました。

「あー、やっぱりかなりこの辺も硬くなっていますね。人間の体というのは、どこか悪いところがあると本能的に別の部分でかばおうとするんです。最初は手術された首をかばおうと、肩周辺に負担がきていたんでしょう。今はその肩に炎症が起きているので、肩を守る筋肉にもかなりの負担が生じて、もうパンパンになっている状態です。でも肩周囲の筋肉をほぐす事で、肩はかなり改善されますからね!一朝一夕には治らないでしょうが、一緒に頑張りましょう!!」


うぅ…何て心強い言葉でしょう…

思わず涙がこみあげそうになりました♡


整形外科のM先生が仰っていましたが、わかりやすく言うと肩の中には袋のようなもの(滑液包)があり、通常は40ccほど入るものがアタシの場合はそれが10cc程度になっているそうでした。

H先生はこれをもっと噛み砕き、その袋をゴムに例え、アタシの肩の袋はそのゴムが厚くなってしまったため、伸びない状態にあると説明して下さいました♪


その後横になり、どこまで腕が上がるのか角度を測定。(リハビリ実施前、この段階では90度)

そして体を横向きにし、背中、肩甲骨あたりをマッサージして下さいました。重要なのは痛みが起きる前までしか動かさないという事♪


どうやらアタシの筋萎縮は、両手だけではなく、肩を守るべき筋肉まで痩せてしまっているようです(_ _。)

どーせ痩せるんなら、お腹とかウェストとかお尻とか…そっち方面にしてもらいたかったわ( ´艸`)


全て終了して再度角度を測定すると…

何と、15度も上昇してましたっ!!\(^_^)/

まさに感激、そして感動!


H先生は何度も「頑張っていきましょうね!」

「病中はどうしても気持ちがネガティブになりがちですが、前向きに考えないと体も治ってくれませんからね。一緒に頑張りましょう!」

こういう励ましの言葉を何度と無くおっしゃって下さるのです^^

ドクターがこのH先生に全幅の信頼を寄せるのも納得です♡


作業療法士のC先生、そして理学療法士のH先生♪

この素晴らしいお2人に巡りあえ、これ以上ない心強いサポーターを得た思いです^^

これからは今まで以上明るく前向きにリハビリに取り組めそうなアタシです(*^▽^*)


お2人にお世話になる事になり、ちょっとした疑問が湧きました…

作業療法士さんと理学療法士さんって、どういう違いがあるのでしょう?

これを調べるためググってみました♪

ご興味がおありの方は↓をご覧下さいね^^


理学療法士の。ブログ アイさまにTB