ルイジアナ先生40 | 真逆的な、あまりに真逆的な

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梅雨の時期、濡れずに登校するためにとんでもないものを校舎に取り付けたルイジアナ先生。

 

 

結局、巨大スロープは撤去されてしまった。

 

 

その翌日、ルイジアナ先生はまさかの棒高跳びで3階の教室に飛び込んだ。

 

 

もちろん禁止になった。

 

 

さらにその翌日、ルイジアナ先生は自身をミサイルのようなもので射出して教室に飛び込んだ。

 

 

それももちろん禁止になった。

 

 

もはや濡れる濡れないは関係なくなっていた。

 

 

ホームルームでルイジアナ先生は言った。

 

 

「諦めるな。一つの方法がダメだから終わりじゃねぇ。いろんな方法を試せ」

 

 

ありとあらゆる方法を1週間やり続けた結果、学校の玄関にルイジアナ先生のトラック専用の搬入口が設置されることになった。

 

 

「俺の勝ちだ」

 

 

ルイジアナ先生はニヤリと笑った。