5月の末頃だったか、高齢者講習の案内が来ました。今年は運転免許証の更新の年です。

マイカーを手放してから丸4年、最初の頃こそカ―シェアをちょくちょく利用してましたが、コロナ禍で利用の機会も減り、ここ数ヶ月まったく運転しておりませんでした。

 

身分証明書として、免許証は最強だけど、マイナンバーカード持ってるし、運転ほとんどしないんなら免許証を更新する必要もメリットもほとんどないよなぁ。

高い手数料払って高齢者講習でとやかく云われるのもしゃくだし、この機会に返納しようかな。

 

多少は迷いましたが、総料理長にも相談して自主返納を決めたのが6月半ばくらいでしたか。


それでも、元々車を運転するのが好きな方でしたから、これでもう2度と運転できないと思うとそれなりに名残惜しくもあり、返納する前に最後のドライヴをしようと、行先など考えておりました。


各合唱団の活動が再開し、急に忙しくなったこともあって、あっというまに誕生日が近づいて来ました。免許証の有効期限は誕生日の1ヶ月後ですが、返納するからには誕生日までが区切りが良いと思いあわてて休暇をとり、カ―シェアを予約しました。


ですが、当日は結局ドライブとは名ばかり、総料理長と近くに住む娘と孫を載せて二子玉川まで買い物へ。



つまり、私の運転の歴史は家族の移動のためだったことを象徴するラストランになりました。



しかしこのラストラン、このあと思わぬ展開になるのです。

(続く)