司法書士試験が終わり、10日ほど過ぎました。
試験は何だか、遠い昔のような気もしてきます。不思議。
今日は夕方から仕事です。
家に帰ってくるのは夜8時前。
昔は、こんな時間帯に塾で働く、なんてことは、とても無理でした。
逆に、息子たちを塾に送り届けて、お金を毎月支払う側でしたから。。。
その間、強く感じていたことですが、
専業主婦と、仕事もしている主婦の最大の違いの一つ。
それは、
「イヤなら、その人(環境)に近づかなくても済むかどうか。」
ということだと思います。
もちろん、子どもが絡んできたり、
ご近所付き合いだったり、親戚づきあいだったり、
そうはいかないことだってありますが、、、
やはり、仕事って、
苦手な人とも付き合わないといけないし、
その中で責任を果たさないといけない。
周囲の環境に合わせて、自分を多少なりとも曲げることも、必要になってくると思います。その許容度が高い方が、ストレスは少なくて済む。
私、実は、毎年、基準点を下回るたびに、
自分の置かれている状況が全く変わらないことが不安で、
とりあえず早く社会に出たくて、
不安を打ち消すために、仕事探しをしてみたり、、、という時期もありました。
47歳の頃だったかな、
アラフィフになったら、雇ってくれるところも少ないだろうし、
午前だけでもパートに出ようか、、
なんて考えて、、、
近所の税理士事務所が経理事務のパートを募集していたので、
大昔、税理士の科目合格しただけと、多少の金融機関業務経験では無謀かと思いましたが、入力事務は十分できると思います、、と面接のときアピールしてみたこともあったなあ。。
結果は、不採用でしたが。
推測ですが、
実務経験がなかったことに加え、その事務所の女性社員のの方々の年齢層より、
私はかなり上でしたから、いくら私が平気だったとしても、
相手からしたら、気軽に雑務等を頼みづらい、ということもあったかもしれません。
私が雇う側の所長さんでも、ちょっとむむっと考えたと思います。
ちょうどその頃、近所に住む友人が、ケアマネの資格を取り働き始めたのに、
事務所の先輩との人間関係が元で、辞めてしまったこともあり、
働き方について色々と考えさせられました。
そういう背景もあって、
その後もしぶとく、この試験を受け続けることになったワケです。
将来的にも、私が望む働き方を実現するには、
この資格がベストかな、ということで。
ワークライフバランスってやつですね。
もちろん、試験を受けながら、ただ子育てだけしていたんじゃありませんよ。
その間に、今の場所で、
趣味や自治会の活動もしっかりとこなして
人脈も着々と広げてきました。
こういうのも、きっと、何かの形で役に立つ日が来るよね、、ってことで。
これから、2人のおばーちゃんの老後のお世話も(きっと)待っていますから、
それまでに、方向性が決まっていると良いな、と、最近強く思っています。