前回記事でご紹介した「あすけ里山ユースホステル 」。
大人だらけのとある合宿で訪れたのですが、
この山の中の空間にあっては
コケ好きの僕としてはやっぱりおとなしくしていられず、
早起きして周辺のコケ景を探しに出かけてみました。
こっそり抜け出したユースホステルの庭には
たきつけに使うとみられる小枝が
いい感じで転がっていました。
ちょっと苔むした壁を横目にみながら…
そしてもじゃもじゃのウェーブヘアの方に
挨拶をしながらしばらく歩くと…
近くには大きな岩とともに祀られている
小さな小さな神社!?みたいなものがありました。
知る人ぞ知る!?場所に巨石の神社。
まるで「もののけ姫」の世界。
鳥居の前に横たわる岩にも、
複数種のコケがついているようでした。
背後を振り返り見ると、こんな景色。
つつましくもいい感じの漂う、苔むす参道。
昔の人も、そして今に生きる地元の方々も
何かにすがる思いで日々この苔むす参道を歩くのでしょう。
いろいろな思いが見え隠れする、
小さな小さな小道。
なんだかこころ洗われるおもいと、
太古の昔とのつながりを感じつつ、
現代に生きる僕はこの後ふと我に返り
ユースホステルへと戻ったのでした。
「そういえば合宿の途中だった。」
おわり