雑木の庭の効用について② | Kokegurashi(こけぐらし)

Kokegurashi(こけぐらし)

「道ばたに生える、苔の気持ちを考えてみる」
愛知県豊田市旭地区から
身近なものの大切さをかみしめる穏やかな暮らしかた、
「こけぐらし」な日々を発信しています。






引き続き「雑木の庭」についてご紹介。






まずは植える際のポイントなんですけど、


日ざしの強い西側、南側には


夏の暖かい時期に葉を茂らせ、


冬の寒い時期には葉を落とす


落葉樹を多く植栽します。







家際には高木、その手前などに中低木を配し、

自然にある植生と同じような階層構造に倣って植え込みます。






そうすることで、それぞれの樹木・下草類が


本来生育すべき環境に近い場所でのびのびと育つことができます。






また、この植え方だと、夏場の直射日光を遮ることができるほか、


木陰を作ることによって地面からの照り返しも防ぐことができるため、


部屋の温度上昇を抑えることができます。





こけぐらし(Kokegurashi)





また、落葉樹中心なので、夏場もりもりと茂った葉も


冬場には落ち、日ざしを取り込むことができます。







夏は涼しく冬暖かく。


雑木の庭はそのナチュラルな見た目だけでなく、


室内を快適な温度に保つ役割もあったんですね。






次回、もう少し雑木の庭について触れていきます。






つづく






【参考文献】


これからの雑木の庭―庭空間を改善して快適に (主婦の友生活シリーズ)/主婦の友社

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