ブレーメンの中規模ショッピングセンター「Berlina Freiheit(1番トラム)」の中には、図書館の分館があります。時間が11時開館というのが、朝勉強派の我々には少し不満ではありますが、お買い物ついでに本を借りたり返したりができるので便利です。

日本が誇るアニメや映画ののDVD、そして漫画本なども結構揃っています。  

 

最新DVDコーナーには「ゴジラ マイナスワン」が置いてありました。去年入荷したもののようです。

 

そして、日本の哲学や思想も最近は人気で、

「KOKORO こころ」 女性作家のベス・ケンプトンさんはイギリス出身の日本研究家として、欧米の日本ファンの間では知られている存在です。前作の「WABISABI さびさび」は2018年に発表されて、日本で古くから大切にされている独特の美意識がテーマとなって話題となりました。

 

去年出版された新作の「こころ」は、「気づきのある心」を求めて、ベスさんがは日本の田舎を巡る旅に出かけた際に見えてきた日本人ならではの気配り目配りを通して、いくつかの気づきを得たことを描いています。

どうすれば過去を手放し、未来を常に不安視するのをやめられるのか?

コロナ禍でのカオスの中にある静けさと美しさを、どうすれば探すことができるのか?
 

ベスさんは、日本を旅することで出会った、タクシーの運転手や料理人、詩人、喫茶店の店主などから和の心を感じ取ります。イギリスやヨーロッパでは、感じることのなかった日本で大事にされている思想です。

 

彼女は、仕事や私生活の義務、絶え間ない締め切りのプレッシャー、作家としての多くの所有物、そして人前に出ることを強いる圧力に苦しんでいました。日本の神が鎮座すると言われている聖なる山を登る縦走に出掛けます。喧騒から離れ、高い山の山頂や森の静寂さといった自然に慰めを得ます。そこで、心の秘密を探り、充実感とともに自分自身が癒されていくことを実感します。その瞬間瞬間を楽しみ、感謝し、生きることにこそ、唯一正しい生き方があることに気づくのです。

 
ドイツ語の自己啓発本なので、辞書を片手に読んでいるのですが、難しいけれど、日本人としての基礎的な知識と経験があるので、大体の内容は把握しているつもりです。
 
面白いのが12の章の構成で、その章の最後にはココロエクササイズが掲載されています。自分に質問して、心を軽くしていくためのエクササイズです。
各章の最後には、「ココロ」のエクササイズ(自分自身に問いかける質問で構成されています)が掲載されています。
 
 
いい本に出会うことができました。市中心部にある中央図書館の蔵書も素晴らしく、様々な日本に関する文献が揃っていますが、分館でもこのような良書とマッチングすることができるなんて、嬉しいです。
 
 
ワクワクの気持ちが読書好きにさらに拍車をかけています。イースターの春休み期間中、たくさん本を読んでいます。

民族衣装を着た女性たちが、大きな声で「イランに自由を イランに平和を」と叫んでいました。

 

ハンブルグで行われたイラン人による平和デモンストレーションです。およそ2千人が国旗を掲げて街を練り歩きました。

参加者の多くはイランの反体制派の旗を掲げており、イスラエルや米国の国旗も振られていたのが印象的でした。
 

街宣トラックからは、演説者の叫びが流れてきます。

それによると、デモ参加者の多くは、米国とイスラエルによる軍事介入を肯定的に捉えているみたいです。

「もちろん、戦争は恐ろしいものです」と語っているものの、「しかし、国民がどれほど大きなプレッシャーの下で生活しているか、イスラム政権よりも、爆弾を望むほどに追い詰められていることを想像してみてください。」と訴えていました。

 

 

 

 

 

このパレードに集まった人の多くは、亡命イラン人です。

「我々は国民の代弁者となる義務があるのです。」とも話していました。

デモ参加者の多くは、イランにいる家族からの情報がほとんど得られないことに苦しんでいます。ドイツからイランの家族に電話をしても回線はつながらず、一方のイランの家族はSIMカードで高い料金を払っての海外通話が可能となっています。ハンブルグで暮らすイラン人は、「故郷の母の声が聞けるのは2週間に一度だけ、それも1分だけです。」残念ながら、連絡は一方通行しかできないのです。さらに、イラン国内ではインターネットが依然として遮断されているといいます。「我々は民衆の代弁者となる義務がある」と、別の亡命イラン人は語っていました。「民衆は、もはやイスラム政権を望まないという決断を下した。我々はテロリストたちが去ることを望んでいるのです。」

 

 

中東の戦争は激しさを増すばかりです。そしてウクライナ戦争や、ガザの紛争も長引き、現地は疲弊しています。

「安全で健康、そして幸せに暮らしたい。」誰でも望むことではありますが、世界のいくつもの地域で実現されていない現状です。

 

私は何ができるのか?

 

ハンブルグで声高に叫ぶイランの人々を見ていて、考えてみたものの、答えは出てきませんでした。手を合わせて祈るばかりです。

 

磔にされたイエス様が蘇ったという言い伝えられているキリスト教のお祭り、「イースター」です。

可愛い卵を飾ってお祝い気分を盛り上げています。

 

Omaが手作りしました。ウズラの卵を活用した、ミニミニイースターエッグです。

 

 

そしてお庭には季節のお花、チューリップが八分咲きとなっています。

 

私の故郷、富山県の県花はチューリップです。愛着は人一倍あります。

 

 

まっすぐに背丈を伸ばし、ふっくらと咲いている姿は、凛としている女性をイメージさせますね。

 

連休となっていますね。楽しいイースターをお過ごしください。