私が働いている企業は、正社員や契約社員、研修生などを合わせると250人が働いています。出身も宗教もバラバラで、実に国際色豊かです。

従業員への福利厚生として、毎年夏休み前に「夏祭り」が開催されます。

会社が経費を負担してレストランを貸切ります。200人が集う食べ放題飲み放題の大パーティーです。

 

16時30分から23時までの宴会です。

始めの一時間は、社長や部長クラスの挨拶が続き、退職者や貢献者への感謝状といったセレモニーなのですが、なんともラフな雰囲気で進みます。

そしてようやくお食事タイムです。ビュッフェですが、グリルスタンドがお目見えし、ソーセージや肉、魚を目の前で焼いてくれます。サラダバーがあり、飲み物は飲み放題です。DJがやってきてノリノリの音楽をかけてくれます。お酒がすすむと、ステージでは無礼講のディスコパーティーとなります。

 

飲食はもちろんなのですが、久しぶりに会う同僚や上司と会話をする貴重な機会です。ここで大勢の仲間と親交を深めていくと、次に会った時に仕事がよりスムーズになります。

 

日本で仕事をしていた際は、「飲みにケーション」といって、毎週金曜日は放送が終わると飲み会にゴーでしたが、今の職場では働くお母さんが多いせいか、そんなお酒を飲むお誘いがありません。ただ、こんな夏祭りでコミュニケーションを深める大切さは、みんな分かっていて1年に一度のこの野外パーティーでは、ワイワイガヤガヤおしゃべりをします。

 

とても楽しかったです。色んな情報交換ができたし、同僚との仲も深まりました。

朝起きたときに、仕事嫌だなぁ、行きたくないと思うこともありますが、こんな職場で同僚に恵まれているので、続けることができます。外国人でありながら、ドイツ人と肩を並べてブレーメンの会社で仕事ができることは、本当にありがたいです。