好天の下、先日「オランダ布市」が開催されました。オランダの布の卸業者がトラックごとやってきます。およそ30の業者が一堂に会して、大売り出しをする大布市です。ブレーメン中央駅の北側の広場で、年に二回開催されています。

 

街中の手芸屋さんで買い求めるよりも、値段が安いですし、商品も様々です。見ているだけでも楽しいです。

布だけでなく、小物も扱っています。ファスナーや接着バンドなどが1ユーロという、たたき売りです。

 

 

フランスから直送の木綿です。1m当たり16ユーロでした。カラフルな色使い独特の絵柄ですが、どこか洒落ていて何とも言えぬ麗しい雰囲気があります。こういう生地で夏物のふんわりひざ丈スカートなんて縫ったら、素敵だろうな。

 

 

フェルトは蛍光色が多くみられました。流行りなのかな?

 

 

こちらは秋冬用のデザインということでなんと4ユーロ/1mと激安でした。秋冬の洋服や小物に限定するにはもったいない。明るい色調は、春夏もきらりと活躍しそうです。

 

そして、伸縮バンドが安売りでした。1パック5,95ユーロですが、三つで17ユーロです。様々な色とデザインがあり、Tシャツの袖口とかのアクセントになるので、三つまとめ買いする人が多かったです。

 

 

さらに、布市の魅力の一つは、「試作品」を眺めることが出来ること。布一枚だけ見ていると何を作ろうかな???と、迷ってしまうのですが、ぶら下がっている作品はどれも力作で、参考になります。我々の洋裁好きの制作意欲を刺激し、色んなアイデアが沸いてきて、購買意欲にもつなげています。

 

 

ということで、今回はこの三つを買い求めました。合計10ユーロ、安い!

冬物の生地で、分厚い素材です。これで鍋布団を作って鍋物の保温を進めます。台所の光熱費の節約に努めようと思います。

子どもが幼かった時は、ミシンで手作りの洋服やカバンをせっせと縫っていましたが、二人はもう10代後半で、母の作ったものはパジャマでも着なくなりました。私は、洋裁は集中力が高まり、無心になれるので、わりと好きなのですが、作る機会が激減し残念です。制作する頻度は少なくなったものの、もっぱら小物作りに励み、昔以上に丁寧に仕上げたいです。