知り合いからおからをたっぷり500g譲ってもらいました。お豆腐作りの残り物とあって、新鮮なおからです。

大豆の甘みが、粒々の食感とともに楽しめます。味付け無しのおからだけで、白いご飯が食べられそうです。

 

 

それでも、フレッシュなおからを作り置きのおかずに進化させました。

実家の母が作る「卯の花」を思い出しながら、煮ました。

人参、しいたけ、こんにゃく、じゃがいも、油揚げ、枝豆、青ネギも加えて、具沢山にしました。実家では、富山湾のスルメイカや山田村のゴボウも入れるのですが、今回はパス。

ゆっくり弱火で水分を飛ばしたら、素晴らしく美味しいおからに変身です。こんな素朴な田舎料理大好きだわ。

 

ドイツのスーパーではヴィーガン人気とともに、豆腐コーナーを置くようになりました。燻製豆腐やゴマとアーモン入りの豆腐、バジリコ入りなど色んな種類の豆腐を買い求めることができます。

 

ドイツの豆腐生産工場では、きっと「おから」が残っているはずなのですが、生の「おから」も、乾燥させた「おからパウダー」も見かけません。きっとソイミートの原料になっているのではないかと推測するのですが、私は健康食品の「おから」が食べたいです。だって、巷の豆腐はボソボソ&パサパサの食感で味があまりよろしくありません。アジアショップで売られている豆腐、そしてBIOスーパー「アルナチューラ」の絹豆腐&木綿豆腐はまだ美味しいと思いますが。REWEのオリジナル豆腐は、400gで2,19ユーロと値段が高いわりに、味を濃いめにしないと、ちょっと食べづらいですね。

 

久しぶりにおからを食べて元気がでました。まろやかで素朴な「母の味」です。手作りの「卯の花」を長女長男の舌にも覚えてもらいたいなぁと思いました。