金管楽器グループのサマーコンサートに出かけました。

 

クラッシックから映画音楽、ジャズなど、たっぷり70分の豊富なプログラムでした。

 

 

金管楽器って華やかで大人っぽいですよね。

パァーパァパァ~~とどこまでも響いていきそうな豊かなトランペットの音がホールに響きます。トランペットは宝塚のトップスターのような金管楽器の花形ですね。

 

またトロンボーンのような右手で管を前後にスライドさせて演奏する姿は、スポーツのようでかっこいいです。

真ん中に位置するホルンやチューバの奏者が出す温かく柔らかい音色も好きだな。

 

 

とにかくブラスバンドは金銀キラキラ輝く楽器の勢揃いで、豪華さが感じられます。また、教会のステンドグラスから差し込む光が楽器を反射して、とても幻想的な雰囲気も作り出します。

かつ、メロディーによってはジャズのようなお酒の似合うシーンもイメージできます。

 
 
すごくいい演奏でした。
ベートーベンの代表作「運命」も金管楽器のみの演奏だと、なんだか明るい光の中で赤色の絨毯の敷かれた階段を上るような、豪華なイメージになっています。
 
メンバーはクィーンの名曲「 ボヘミアンラプソディ 」も披露しました。有名な曲ですが、ちょっとスパイスがきいたアレンジで、一味違いました。人生の喜びが叙事的に表現されていてすごくスマートでした。
 
13人の演奏者はどの人も本当に楽しそうに吹いていました。
 
さらに会場に詰め掛けた80人ほどのお客さんも、金管楽器ならではの派手さ、繊細さ、気品、そして柔らかさといった音色が体内に吸い込まれていくようで、吹奏楽の魅力に酔いしれていました。
 
私は金管楽器には触れたことも触ったこともありませんが、素敵な楽器だなぁと感激しました。
私は、ピアノの練習を続けていますがこんな風に楽しく演奏できたらいいなぁと、奏者を羨ましく感じました。