オランダの春の人気観光地である「Keukenhof キューケンホフ」は、チューリップを中心に7百万本の花を愛でることのできる世界有数のフラワーパークです。
入園料はネットで支払うと大人19ユーロです。
一年のうちに二カ月しか開園していません、オランダを代表するお花チューリップの時期である、3月下旬から5月中旬まで開園しています。800種類のチューリップが揃っています。一重咲き、八重咲き、早咲きから遅咲きまで、期間中いつでも美しく開花しています。
公園は32ヘクタールとにかく広いです、東京ドーム7個分と言われています。私の故郷の富山県は、砺波平野や入善町でチューリップの特産化が進められています。砺波市にはチューリップ公園があり、私の元の勤務先だった富山テレビでは毎年ゴールデンウィークのチューリップフェアで、いつも生中継を放送し、フェアを盛り上げています。
それでも、ここオランダの公園は規模が半端ないです。砺波市のチューリップ公園が霞むほどです。なるほど、期間中、世界中から百万人の観光客がお花の名所にやってくるそうです。
花大国オランダだけあって、チューリップだけでなく、水仙やヒヤシンスも咲き乱れていました。
ヒヤシンス 「デルフトブルー」
水仙 「アップルパイ」、楽しいネーミングです。
チューリップのミックス畑もかわいいよ。
チューリップ「クリスマスドリーム」すっきりとした姿がかっこいいです。
これは富山でも12月の時期に売られていました。当時クリスマスに人気の切り花として取材した際に、「クリスマスといったら赤と緑が定番カラーで、このチューリップはクリスマスっぽくないような気がするけど」と感じたことを思い出しました。なんでもいいのよ、綺麗だったら。
雨粒に濡れた姿も幻想的で美しいです。 チューリップ「アリサン」は細かいフリンジが特徴です。
チューリップ「ワンダイレクション」青白い花びらに赤紫の絵の具をすっと線を引いてにじませたような魅惑的な美しさです。思わず見とれてしまいました。
桜も満開でした。ちゃんと手入れされている枝ぶりです。
これだけたくさんのチューリップがあると、自分の一番を探すのが難しいです。どれも愛らしいです。
背丈の低いベイビーチューリップ「スカーレットベローナ」です。
ちりめんの花弁が綺麗です。レモンイエローは、見ていると元気が出ますね。
公園の外の敷地では、切り花用のチューリップの広大な畑が広がっています。最盛期で出荷を待っている状態です。
公園内を5時間ほど歩き回り、私のスポーツウォッチはおよそ2万歩をカウントしました。ハイキングかよ!
期間限定の自然公園で、花を愛でながら気持ちよく歩くことが出来ました。お約束のミッフィーちゃんとイースターらしい記念写真も撮影できたし、こういう春らしい行楽は健康増進でストレス解消になります。
ブレーメンを車で6時に出発し、11時半に現地に到着しました。途中二回パーキングエリアで休憩しています。およそ400㎞です。日帰りで出かけるツワモノもいます。チューリップ好きの人、そうでない人にもお勧めです。