ブレーメン中央駅斜め正面に位置するバイエルン料理の「エーデルワイス」にてこの日は夕食です。バイエルン地方の郷土料理を味わえる名店です。日本から出張でブレーメンに来たサラリーマンがよく利用しています。ブレーメンの郷土料理を市の中心部の有名レストランで食べて、翌日はブレーメンに居ながらにしてバイエルン料理を楽しみ、ドイツ料理を満喫しようというプランのようです。

 

バイエルンの山小屋をイメージした店内は、伝統的な南ドイツの特徴が溢れています。

インテリアが紅白のギンガムチェック柄を多用していて、可愛らしいですよね。

 

 

牧歌的なイメージです。狩猟小屋っぽい雰囲気も二重丸です。

 

素朴なライ麦パンは、噛み応えのある硬さで酸っぱい発酵が特徴です。

 

 

バイエルンのレバー団子のスープ レバークヌーデルズッペです。

 

バイエルン州の伝統的なスープで、豚レバーで作った肉団子が入ったコンソメ味なのです。この肉団子はこぶしほどの大きさがあり、それが丸々一つ入っています。かなりインパクトがある。レバーが使われているが、言われなければ分からないほど全く臭みがないので苦手な人も安心ですよ。 こってりした脂を楽しむ味です。粗切りのネギが甘くって、かつ歯ごたえがあって、脇役なのにかなり美味しいです。

 

ハムのサラダ、大量のハムが短冊切りになっており、きゅうりと玉ねぎの酢漬け、そしてバターと一緒に混ぜていただきます。

お酢のさっぱりとした味がポイントです。スプラウトの辛みがいいアクセントです。

 

豚肉のソテー シュバイネブラーテンです。
豚の塊肉にじっくり火を通したローストポークです。バイエルンの代表的な料理の一つですが、ブレーメンやほかの地域でもお肉屋さんの人気のお総菜として売られていることが多いです。黒ビールを使ったこくのあるソースがバイエルン風です。

シュバイネハクセという豚肉の煮込みです。どかーんと皿に盛られて豪快なバイエルンの伝統料理です。軽く1キロはあるんじゃないかな? 豚の骨付きすね肉をじっくり焼き上げてから、外はカリッと中は柔らかくジューシーです。程よく脂が抜けているのですが、こってりとした味は肉料理の醍醐味です。

 

 

黒ビールに、ビールのレモネードを食事のお供に。

 

立地が良いということもあり、観光客にも、地元の人からも評判の良いお店です。バイエルンのドレス。ディアンドルを着こなしたトランスジェンダーの店員さんが、特に好印象です。お店もスタッフも多様化の時代ですね。