ドイツにある「日本」の街とも言えるDüsseldorfで話題のニューショップを見てきました。

 

ドラえもんがお店のマスコットとなっています。「Kumo」と命名されたどら焼きとアイスクリームのお店です。2024年の1月初旬に営業をスタートさせました。

鉄板で丁寧に焼かれているパンケーキです。

中に挟む餡子は三種類ありました。あんこ、抹茶、生クリームチョコチップ入りです。

ふわふわの小さなパンケーキをゆっくり焼いています。

お店のオーナーは中国出身の若者カップルで、去年日本を旅行した時にどら焼きに一目ぼれし、こちらドイツで広めようとお店をオープンさせたそうです。

アイボリーを基調とし、木肌のインテリアがより優しさを強調しています。ふわふわの雲のイメージを室内装飾でも意識しているような感じです。

Oststraßeという大通りに立っています。日本の総領事館をはじめ、レストランや本屋さん、クリーニング屋さんが並ぶインマーマン通りからすぐのところです。

 

 

モンブラン 7,80ユーロ

アイスクリームです。高級だけど、美味しかったわ。

栗の自然な甘みが細い線となって、中に入っているミルクアイスにたっぷりかかっています。

 

 

 

 

栗の甘露煮の上には金箔が飾られていて、センスがいいです。

 

食べ進めると、びっくり!

どら焼きのパンケーキが小さくカットされて下地になっていました。アイスクリームで潰されたはずなのに、パンケーキはフワフワでした。蜘蛛の上に顔を出すフランスの名峰「モンブラン」のごとく、美しいデザインでした。

 

そしてどら焼き一個はお持ち帰りしました。4,20ユーロでした。

 

抹茶クリーム入りを買い求めました。手のひらよりもやや大きいサイズです。

濃厚なクリームに、抹茶のほどよい苦みがすごく上手に組み合わさっています。たっぷりのクリームで食べ応えありです。

 

そして包装紙にはこんなメッセージが!

ミシン線に沿ってひっぱると、どら焼きを半分個できるようになっています。これは思いやりのサービスだわ。ナイス!こういう気配り大好きです。どら焼き一つ食べきれないことはないけれど、お友だちや彼氏とシェアしたほうが楽しく食べることができるもんね。

 

小さなお店で、店内でゆっくり食べるような雰囲気ではありません。どら焼き、きっと焼き立ては最高に美味しいんだろうけれど、冷めても柔らかで美味しかったし、食べ歩きしてもいいかも。モンブランアイスクリームなどは、冬場はお店の中で立ち食いするのがいいのだろうけれど、夏場はお店の外で太陽の光を浴びながら食べるとさらに美味しいと思います。

 

「Kumo」、オープンして一か月ですが、すでに地元のドイツ人の顧客がついている感じでした。