世界最大級のゴシック建築として君臨している「ケルン大聖堂」です。黒光りしていて、正面に立って見上げると迫力満点です。1248年に建設が始まり、六百年以上の歳月をかけた建築物で、1880年にようやく完成したそうです。

高さは157m、幅は86mの威風堂々とした外観で、高さ40階建てのビルに相当するそうです。大聖堂はあまりにも大きいので、すぐ近くではカメラに収まりきらない点が要注意で、撮影ポイントを考える必要があります。


近寄って見ると、より美しさが際立っています。ファサードの細部まで細かい彫刻が施されていて、ただ大きいだけでない荘厳さがあります。いつも改修工事が行われている印象でしたが、今回はわりとスッキリ、工事用の足場が真正面からは見えませんでした。

 

また大聖堂の内部は色鮮やかなステンドグラスが光に反射して、崇高さを演出しています。息をのむような美しさです。

バイエルン窓といわれる有名な宗教画を基にしたステンドグラスから、クラシカル、現代風のものまで、様々な時代に制作されたガラスを見比べるのもいいものです。建造物としても素晴らしいだけでなく、内部の装飾も芸術鑑賞に匹敵します。

 

 
ドイツに住んでいるならば、バイエルンの「ノイシュヴァンシュタイン城」とケルンの「大聖堂」、そしてブレーメンの「音楽隊の銅像」は観光としてはマストかな?
※ブレーメンの音楽隊の像は、なんか想像していたよりもこじんまりとしていてちょっとがっかりしますが。