牛肉スープ 単品5ユーロ

じゃがいも、人参、セロリ、パセリといった野菜がごろごろ入っています。牛肉もじっくり煮込んであって、柔らかいです。スープですが汁が少ないくらいです。汁四割、具六割てな感じです。

 

清潔なキッチンです。ブレーメンの南部、Huchting地区にある市役所の分館のような役割の建物です。「Mutter&Familie Zentrum」の食堂です。移民難民といった低所得者層が多く住む地区であり、儲けを抜きにした食事を提供しています。誰でも食事利用可能ですが、事前にランチを予約しておいた方が確実です。

 

 

 

日替わりメニューです。

牛肉スープ 単品5ユーロ&デザート80セント

この日は、バニラクワークがデザートでした。一人合計 5,80ユーロです。

他には選択肢がないのが、難点です。ベジタリアンの人は当日のメニューをネットで確かめる必要があります。

 

それにしてもこのご時世でこの値段、安いです。ボリュームもあり、美味しいし、嬉しいランチです。

 

食堂の一角には、子どもが遊べるスペースがあります。太陽光が溢れる明るい室内です。お友達と会うのに利用したのですが、子どもが自由にキャッキャと遊び、ママはゆっくりおしゃべりできました。

 

ここでは、地域の人がセミナーを受講していたり、ホールでは週末に若手音楽家のコンサートが開催されたり、Huchting地区を元気にしようと活気が感じられるコミュニティーセンターです。

 

Huchting地区は、長年路面電車の工事が行われていて、渋滞の著しい場所です。トラムが隣町のニーダーザクセン州Syke市まで延伸されるそうです。

このMutterzentrumには、1番8番のトラムでショッピングセンターのRollandcenterまで乗り、そこから回遊バス57番で出かけます。新しいモダンな建物が目を引きます。

 

この辺りまで出かけることは、なかなかありませんが、ユニークな発見でした。