ブレーメン中心部を流れるWeser川です。クリスマスから年末にかけての、高潮と大雨で川の水位がかなり高くなっています。

川の流れが氾濫していた散歩道には、この辺りまで川水が流入していたのでしょう。水は引いたものの、木の枝などが残されています。

 

 

 

川を渡って向こう岸のカフェザンドまで運んでくれる渡し舟は、運行を休止しています。シーズンオフということもありますが、船に乗り込む際のスロープ、夏場は当たり前のようにそこにあるのですが、今は増水した川の中に沈んでいます。

ずいぶんと流れも速いです。

ブレーメンのボークフェルド地区や隣町のリリエンタールでは、街の人たちは、今日から週末にかけて続く長雨に警戒しています。この2日ほどでだいぶ水位が引き、水浸しになった住まいの掃除を始めたばかりなのに。また大雨だとさ、これじゃいたちごっこだ!と被害に遭った人は、年の瀬から年始にかけて襲った水害に嫌気をさしています。

 

見慣れたWeser川が、濁流と速い水流でまるで一流河川のような荒々さになっています。

 

ブレーメンは、ここ3週間近く、ずっと曇り空で、雨続き。洪水の心配まで加わるなんて。はぁ、太陽が恋しいです。