雪がぱらついた夕方のブレーメン、1月20日驚きのニュースが流れました。

 

「オーストリアでコロナワクチンの義務化決定」

18歳以上が対象です。

これまでギリシャが60歳以上を対象にした義務化を決めていますが、若い世代も含めて義務化を実施するのは、EUで初めてとなります。2月1日からと、これまた大急ぎでの措置です。

 

3月中旬から、違反者には罰金が科せられます。一年に二回のワクチン接種を促し、未接種者は月600ユーロの罰金、最大で3600ユーロ(およそ46万円)支払わなければならないそうです。

2024年1月までこの法は適用されるんだそうです。

オーストリアは観光業以外に、特別大きな産業はなく、パンデミックで観光客が大幅に減り、莫大な経済ダメージを受けました。そして感染者数も爆発的に増えて、医療体制も崩壊しています。ワクチン未接種者だけを対象にしたロックダウンも11月に行われています。EUの中でも、打撃がひどく、それゆえ規制も厳しいものになっていました。

 

 

 

ワクチン接種の有無は、誰が取り締まるのか?

ドイツでも新政府がワクチン接種義務化を3月の議会に提出する予定となっています。ドイツでもそうなるのかな?

フランスでも、今月、未接種者は公共施設や飲食店は利用できないという法案が可決されています。

 

ワクチン義務化の流れが本格的になる中で、反ワクチン派のデモがますます活発になりそうです。

 

気温は8,9度、あられが顔や体を叩き痛い。

ラジオでニュースを聞きながら、うわ、どうなるのかなヨーロッパは?と身震いしながら帰りました。