オペラ鑑賞を楽しんできました。「Fidelio」という演目で、ベートーベンが発表した最初で最後のオペラとして知られているものです。

 

Fidelioは世に出されてからの200年の間、年世界中で好演されているので、今回のブレーメンの劇場では趣向を凝らした演出で勝負!

なんと観客60人がステージに登壇して、オペラのお手伝いをするというものです。

 

https://www.youtube.com/watch?v=m67v7nOmC3Y

 

前半は、これまで感動を与えたFidelioの公演、ウィーンやロンドン、パリなどでの名場面の音声と時代背景をスクリーンで上映し、物語を進めます。2018年の最新の技術でブレーメンでは上演というのが、狙いのようです。主要なキャストはもちろん、劇場のオペラ歌手が勤めているのですが、彼らの仕事はきっちり歌いきること。歌い手さんには難しいと言われている劇中歌のようで、熱気のこもった歌声が劇場いっぱいに響き渡りました。

 

休憩をはさんで、後半は、いよいよ観客がステージに登壇します。大きなテーブルにセッティングされた、パンとチーズと、ぶどう酒(ノンアルコール)を自由に飲み食いしながら、観劇します。時には、プラカートを持たされたり、立たされたり。

Fidelioは、物語としてもとてもよく出来ていて、「愛と勇気、不実との戦い」が3時間半の劇中でドラマチックに進みます。

私は、ステージ上でも、オーケストラピットの近くに座ったので、生の演奏がびんびんに肌に伝わってきました。ロックのコンサートよりも、しびれました、静かにですけど。やぱり交響楽団の演奏は素晴らしいですね。指揮者のエネルギッシュな動きも目の当たりにでき、心揺さぶられました。

もちろん、オペラ歌手の歌とお芝居も、毛穴が見える距離で堪能できたので、とても面白かったです。なかなかできない経験をさせてもらった、観劇でした。

 

せっかくドイツにいるのだからと、私は、時折クラッシックコンサートや演劇、オペレッタ、ミュージカルに足を運んでいます。その中でも、今回のFidelioは、大変印象深いステージとなりました。このオペラ、また行きたいな。