おはようございます。



3月始まりましたね、昨日から。



年度末です、学生の人は卒業だったり、社会人の方もそうだと思いますが別れが多い季節っぽいですが、4月の新たな出会いに向けて乗り越えていきやしょうー。



最近、宮部みゆきのR.P.Gという小説を読んでいます。


宮部作品はたくさん読んで来ましたが、この小説はちょっと昔の自分がフラッシュバックする部分があって面白いです(殺人事件は起こしてません)。


インターネットでの出会いを通して殺人事件が起こるミステリーなんですが、これを読んで今のネットと昔のネットの決定的な違いを再確認しました。


このブログでも何度か書いたことがありますけど、今のネット社会って良くも悪くも実社会と繋がっているSNSを利用するのが主流になってる。

mixi, twitter, FACEBOOK, etc...


実名だったり、まぁ、俺はラッパーだから実際のアーティスト名を出してたり。

ネットとリアルの境目ってほとんどないんじゃないでしょうか。


でも昔は、と言っても10年も遡らなくても、そうじゃなかった気がします。


みんなそれぞれのH.N(ハンドルネーム)を持って、リアルとは違うキャラクターをネットで持って、チャットしたりだとか、BBSに書き込んだりだとか、それこそ今みたいにブログなんかなくて、個人個人でやってるホームページもすごく多くて(エキサイトの無料サーバー、魔法のiランドとか流行ってた)、ある種現実社会で出来ないこと、言えないこと、リアルな自分とは違う人格を演じていた時代だったと思います。ほんとR.P.G(ロールプレイングゲーム)ですよね。

こうやって書くと今では異常なことのように思えますが、それが普通だったし、オフ会的なのとかあると、ネットではキチ○イみたいなキャラのやつが実際会うとめちゃ良い奴だったりとかもあった気がする(今もあるんだろうけど)。

今でもその名残があるのって2chとネットゲームくらいなのかな、ネットゲームは全くやらないし、興味もないのでよくわかりませんが...2chも電車男だったりまとめサイトが乱立してからスゴい大衆化された気がする、それが良いとか悪いとかはなんとも思いませんけど。

正直今ってネットサーフィンとか言っても見る物があまりなくないですか?SNS巡回するくらいだったりして、昔みたく面白い個人ホームページってないです。自分が年齢を重ねたっていうのも大きいのかなぁ。

今は今で良いけど、当時は、俺がインターネットを始めた頃ってのもあると思うけど、すごく新鮮で面白かったな笑
まだダイヤルアップ回線が多かった中で、自分の実家がISDN回線から、ADSL、ケーブル回線とわりと早い段階から導入していったのもネットにはまった理由ではあると思いますが...



とくにまだスカイプよりもMSNメッセンジャーが主流で、チャットが全盛期だった頃は、そういうHip Hop系(?)のホームページが周りにHip Hopが好きな友達がいなかった自分にとって、知識を得られる良い場所だった気がするし、mixiの日記に4,5年くらい前に書いたけど、それがラップを始めるキッカケになり「sloth」が生まれるキッカケでもありました。



まぁ、ラップを始めるキッカケについてはもうちょい何かの節目で書くとして...



この宮部作品を読んで、光ファイバーもない、wifiもない、SNSもない、スマホもない、インターネットがもっとアンダーグラウンドだった時代を思い出しました。



すっごくどうでもいいね笑




ぺいす!