世界はバランスで成り立っている | 数字で考えるパチスロ理論

数字で考えるパチスロ理論

パチスロを可能な限り理論的に分解して考えていきます。よくある勝てる立ち回りではなく、確率や噂などを理論的に検証していきます。打ち手の希望的推測ではなく店側の立場から逆算して考えていきます。

安倍政権が発足して1ヶ月半で20%以上の円安になりました。

ここ数年「円高が競争力を失う日本!」「大企業の利益が・・・」と散々言ってきましたが、ほんの少し円安に傾いただけで「物価上昇で庶民生活を直撃!」「円安で得をするのは一部だけ」などとバカな記事が紙面、ネットに溢れています。

ほんの数ヶ月前、ドルが70円台だった頃はこのまま50円台?いやいや30円台もある言う本も沢山出ていました。もう暫くしてドルが100円を超えたたら「超円安200円時代到来!」なんて言出だす事でしょう。

中国の尖閣の問題も挙げます。
毎日のように尖閣に中国の船、航空機が侵犯し由々しき事態です。
中国は南シナでは東南アジア諸国と、西側ではインドと北方ではロシアと、正に世界と領土問題を抱え敵対していこうとしています。近年では空母も手に入れ軍事的圧力は更に強くなるでしょう。

中国は世界の敵!危険!
アメリカと戦争しそうな勢いに見えますね。まーネットもマスコミもこういっているわけですが、これは過大評価されすぎです。
では、中国とアメリカの戦力比は?すぐに答えられる人はなかなかいないでしょう。

中国の軍事費は8兆。これに社会主義ならではの裏計上しているものもあるでしょうから一説によると10兆にも及ぶとされます。日本の軍事費が5兆弱ですから脅威ですね。
空母1隻、イージス艦もまもなく就航といわれていますね。

対するアメリカ、軍事費約55兆。毎年、金が無い無い言っておきながら、軍事費上位10カ国が束になっても適わない金額を毎年計上しています。空母は性能だけ見ても中国の数倍ある10万トン級原子力空母を11隻、イージス艦60隻保有です。おまけに50年以上も世界の紛争に介入しまくりで運用実績も桁はずれ。
グラフは少し古いものですがわかり易いので貼ります。

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仮に中国が現状と同じ伸び率で数十年成長し続けた場合(可能性は皆無ですがw)アメリカの軍事費に追いつき追抜くかもしれません。でも軍事費が超えた瞬間にアメリカを超えるわけじゃない。アメリカはこの50兆を数十年にわたり積み上げ、そして世界の紛争で使ってきたわけです。つまり中国は永遠にアメリカに追いつけないといっても過言じゃないのです。

アメリカや日本のマスコミが言うように中国は危険です。
でもどの程度危険かと言われれば、アメリカ相手に戦力を見ると、ガキ大将とプロボクサーの比以上の戦力差があります。アメリカの方が数百倍危険なんですね。

中国が尖閣でアメリカと渡り合っているように見えますが、実態は子犬が大型犬にキャンキャン吼えているという程度なんですよ。戦争しても勝ち目が無い事は当の中国当局が一番知っているでしょう。

アメリカは中国を仮想敵国とし、あいつは危険と世界に言い、更に軍事費を積みたいというのが本音ではないでしょうかね。(もちろん尖閣はなんとかしてほしい・・・)

今のネット、TVの情報は非常に危険です。
何か事象があると、それを著しく極端に捉えて報道してしまいます。
「パチンコマネーの殆どが北朝鮮に流れている」事など正に顕著な例です。

上記例と同様にパチンコで年間に流れている20兆というお金だけを切り取って、さもこれが全て朝鮮に流れている!と言うような馬鹿は、中国をアメリカと同規模の脅威と妄信するに等しいのです。

情報は正しく分解し、事実を知りましょう。