はずるシリーズの全作品レビューが目標です。では、いきましょう。

 

シフト

パズル創作:小谷善行 & Kirill Grebnev(ハナヤマHPより)

難易度1(公式難易度☆☆☆)

ラトル

アメリカのパズル作家Bram Cohenのデザイン。2010年「世界パズルデザインコンペティション」Jury Honorable Mention(佳作)受賞。(ハナヤマHPより)

難易度4(公式難易度☆☆☆☆☆)

 

シフト、ラトルは同じ形のパーツ4つが組み合わさった系。この4つが組めるんだーと感心しますが、アイデア一発勝負なので一度わかっちゃうともうお腹一杯。また解いてみようってなりませんね。

シフトは大分簡単です。ラトルは最初は悩みましたが、しばらく考えて「あっそうか!こうすれば」「おぉー!はずれたー」となりました。外れた時はスッキリしました。

 

 

ギャラクシー

デザインはアメリカのパズル作家Bram Cohen。2013年「世界パズルデザインコンペティション」Jury Honorable Mention(佳作)受賞。

これも同じ形の4つのピースがうまく組んであります。

私が手に入れた箱には、「簡単に外すことができる、戻すパズルです」と書いてあります。

でも簡単にはずれません!?どうゆうこと?

ホームページにはその文言は書いていないので、途中で訂正されたのでしょうか?

 

さてこのパズル、動きが面白くって、外さなくてもずっとぐるぐる回していたくなります。

いざ外すときの全体の形の経過もとてもおもしろくって芸術的です。かなりアクロバティックです。

ハンドスピナー代わりに持っていられそうです。

難易度3(公式難易度☆☆☆)

 

 

ドット

パズル創作:Akio Yamamoto(ハナヤマHPより)

難易度2(公式難易度☆☆)

最初の一手を見つけられるかどうかが全てですね。うまくできています。

 

 

クロス

日本のパズル作家Edi Nagataのデザイン(ハナヤマHPより)

2つのパーツの形が絶妙に動かしにくくって、ゴールは見えていてもなかなかたどりつかせてくれません。

なんでしょう、解いていてもなんか気持ちよくないですね。ひらめきも必要ないですし。

面白いパズルはなんとなく冒険しているような楽しい気分になるのですが、それがないです。よくわかりませんが。

難易度2(公式難易度☆☆)

 

 

ディスク

作 Osker van Deventer

2000年8月のパズル家パーティー(ロスアンゼルス)で芦ヶ原伸之氏がオスカー氏から手渡されたのがこのパズルの原型。(「Theメカニカルパズル130: 解いて嬉しい!集めて楽しい! 難解パズルにあなたも挑戦! (別冊ベストカー)」より)

 

現在は販売されていません。

凹みをうまく移しながら外れる所までもっていくのですが、ちょっと簡単すぎますね。

「ふーん」で終わっちゃいます。組み方が2通りあるようなんですけど、どっちも簡単すぎて、うーーーん、って感じです。

難易度1(公式難易度☆☆)

 

 

スクエア

パズル創作:Vesa Timonen

4つのピースが組み合ったパズル。このピースには秘密があり、元の形態へ戻す時の配置を変えるたびに、解き方まで変わってしまうという。(ハナヤマHPより)

見た目はかっこいいのですが、一番のガッカリ作品です。

まず頭を使うまでもなくはずせました。戻す時の配置の違いでなにが変わるのかわからなかったので、組み替えてやってみてもやっぱり外れる。どうゆうことかと解説を見たらそもそもの外し方が、私の方法と違いました。

私の解き方は想定されていたものと違うようで、それだとどう組んでも簡単にはずれます。

でも普通に外れそうなことをしただけです。それで外れちゃうのはこのパズルの欠陥ですね。

しかも、持っているだけで時々勝手にはずれちゃうことがあるという始末です。だめだこりゃ。

難易度1(公式難易度☆☆☆☆☆)

 

 

クリケット

1898年S.J.Cコリンスによるイギリスの特許。同国のジェイムス・ダルゲティ氏により大幅に手を加えて復刻された。(「パズルその全宇宙」「Theメカニカルパズル130: 解いて嬉しい!集めて楽しい! 難解パズルにあなたも挑戦! (別冊ベストカー)」より)

 

現在は販売されていません。

簡単に外れそうで一筋縄ではいかない。古典らしく、本当にうまくできている作品です。

おススメです。

難易度2(公式難易度☆☆)