俺が辞める前に、リストラ対象で辞めていった社員全員を集めて同窓会のようなことを行なった。最後に私も自分自身を見つめ直して、ようやく決断した。今回のことで色々と気がついたことがあると話した。
なんですか?Kenさん
俺は経営者には向いてないことがよくわかった。
ドッと笑いが起き。確かに向いてないよねーとゆう声が上がる。
でも まあ 嫌いじゃないですよ。
それだけで救われるよ。
この会社を辞めることにして、自分で会社をやることにしたとゆう趣旨の話をした。
全員が職務に復帰できるのを見届けるところをゴールとした。
この仕事は本当に自分には向いていない。
佐々木さんと相談し、Gregに話をした。暫定的に佐々木さんが社長に就任した。
そうか?5年には少し足らなかったが
君のアウトスタンディングなパフォーマンスは役員全員が評価している。
やめる人間の再就職先まで確保したらしいじゃないか?
大変だっただろう。
どうするつもりだ?
自分で会社を作って細々と自由にやりますよ。理不尽を享受できるほど人間ができていないしもう誰にも命令されたくないので。
そうか、Kenらしいな。
わかった、退職手続はTonyと相談して詳細を決めてくれ、それなりに退職金とストックオプションがあるはずだし。
今度はなんの仕事をするつもりだ?
実はヨーロッパのある企業からオファーがあって代理人契約を進めているところです。
個人のエージェントで問題ないとゆう変わった会社がたまたまあったので。それとバックアップとして別の仕事も入れるつもりです。
君はなんだか運を持っているな?
そうですね。ただそれはちょっと変わっていて大きな運ではなさそうですけどね。
(そうだ俺は大きな運は持っていないし、能力も大したことはない がむしゃらにやってなんとか這いつくばって できる人間ならさらっとやれることをやっと同等にこなせるかどうかとゆうところだろう)
ヨーロッパ企業は基本米国ほど理不尽な無理難題はそれほど言わないし精神的に豊かに生きようとゆう伝統がある。君にはあっているかもな。
もう米国式のプッシーな環境は嫌になったか?
嫌になりましたね。
ハハ Okay 幸運を祈る。また会おう
Good Luck, Ken. See you around.
Thanks Greg, Appreciate that. Hope You all the best too.
笑顔で握手して別れた。
社長室を出る時に電話しながらキャロルが手を振ってウインクしていた。
Ken またね。
キャロル、またな。
こうして5年弱の死にそうな時期はなんとかやり過ごせた。
同時に夏子も苦しんでいた。