美智子が話し出した。
電話をもらえるとは思ってなかったので
泣いてしまってごめんなさい。
声が聴けて嬉しいと。
俺は単刀直入に聞いた。
ミッちゃん 何かあったのか?
もうよそよそしさはない、当時のままだ。
美智子がゆっくりを話し始めた。
それはないが、
子供が大きくなって長男と長女は大学に通い
家を出て一人暮らししている。
次女ももうすぐ
ご主人と2人になろうとしている時
どうしてももう一度声を聞きたくなった。
そして声を聞いたら一度でいいから
会いたくなったと。
ご主人との生活は幸せではないのか?
と聞いた。
愛しているし、
ただ 私に対する気持ちが当時のまま
残っていて自分で消化できないとのことだった。
私は美智子が何を言っているのか
理解できなかった。
それで
他にも色々話したのだが
なぜか全く覚えていない
正直 俺は美智子のことは
完全に忘れていたし、
声を聞いてもあまり感情の起伏はなかった。
夏子にぞっこんだったのでね。
それと美智子の気持ちと自分の気持ちの
間にある大きな温度差に戸惑っていた。
今更そんなことを言われてもね
とゆうのが正直な気持ちだった。
しかし、わざわざ私の出身大学まで
出向き大学と交渉までして
私に手紙を届けようと
してくれたという尋常ではない
熱意のようなものは感じていた。
それで、
美智子の気持ちもわからんでもない
と思うようになってきた。
なぜここまで?
という疑問が湧いてきた。
それで考えてみた。
それで一回くらい会ってもいいかと
思い始めた 。
同時に事態を悪化
ありうる。
夏子は表面上は驚きもせず
そんなことがあったんだ。
女としては 気持ちはわかる気がする。
中途半端に終わったことで
一度けじめをつけるとゆうか
整理をしたいんじゃないのかな?
美智子に懐かしさはあるが
気持ちはないよ
正直な気持ちだった。
夏子はほとんど表情は変えなかったが
嫉妬はあるのかもしれない
わずかな戸惑いは見て取れた。
俺は夏子に言った。
これで終わりにしてもう連絡はしない。
夏子は少し考えて意外なことを言った。
一度 会ってあげたら?