ニッカウヰスキー創業者・竹鶴政孝さんが、第一の蒸溜所建設の地として選んだ北海道・余市。竹鶴さんと言えば、NHKの連続テレビ小説の「まっさん」です。実はここに来るのは15年振りの2回目かな?。当時はふらっと入れたのですが、今は見学に予約が必要です。僕はたまたまラッキーでして前日に翌日の最終回の枠が空いてましたので、ポチッと予約して来ちゃいました。

 

 

余市駅前にある工場入り口。予約をしたら時間の15分前にここに集合。

 

 

工場内は手入れが行き届いてゴミ一つなく本当にキレイ。そして重要文化財に選ばれた施設が次から次へ。

 

 

蒸溜棟では係の方が温度を見ながら、ほぼ延々と石炭をくべていました。これは大変な作業です。石炭直火蒸溜ですので、重厚なモルトウヰスキーが出来上がるそうです。

 

 

そして貯蔵庫。樽からエンジェルズシェアが出るせいか微かにアルコール臭が。一番古い樽は100年以上前のもあるそうです。ただ僕の知っている範囲では、ウィスキーは12年~25年物が良いと言われていたかと。100年物なんてどんな味、香りなんでしょうね。

 

 
見学最後は、皆さんお待ちかねの試飲タイム。右からシングルモルト余市、スーパーニッカ、アップルワインの3種類。私はウィスキーに関しておこちゃまなので、飲みやすさはスーパーニッカかな。ただ余市はガツンと重たい感じ。そして我ながらビックリは、アップルワインをバカにするなかれ。甘いけどこれ美味しいですよ。度数も低いからお酒が苦手な方の食後酒にいかがでしょうか。

 

 
おっさんは試飲だけでは物足りず、有料の試飲バーに。本来鶴は売店で売っているはずでしたが、その日は売り切れており、ここで1杯。竹鶴の17年は既に終売の品で基本はここでしか飲めません。