ちょっとめげそうになってたけど、ココは踏ん張らないとだよね。
「服のシワ、なし。髪の毛…ちょっと乱れてるけどまぁいっか。それと…(ごそごそ)カルロスさんに手配してもらったヤツ、よし!」
そうして、なんとかエルシーちゃんを誘い出して。
どうなることかと思ったけれども、エルシーちゃんは婚約を喜んでくれました(*^_^*)
挙式は年が明けて、春爛漫の頃。
婚約した数日後の夜。
パパのお隣に潜り込むミカサちゃん。
2人ともとってもお上品(*´∀`)♡
「父さんに婚約の報告したいなー♪」
「んー。むにゃむにゃ、なに?イヴォン君?」
「あ。起こしちゃった?ごめんね、父さん。」
「ううん。いいよ。それで?」
「へへ。あのね、僕さ…」
「ゴホゴホッ…」
「あれ?父さん、風邪?」
「…ん?」
「……父さん??」
キラキラした父さんをもう少し見ていたいんだ。
まだまだ若いんだし、どうかもう少し、長生きして、毎日を楽しんで。
言いたかった言葉は、伝えることができずに、年末を迎えることになった。