この日、たまたま3人で同時に帰宅しました。
ジネット「あ、そう言えばこの水瓶…思い出すわね。」
ティール「そうそう。入学したてのころのウィランがさぁ。」
ウィラン「二人とも!忘れてよ(;_;)」
みんなで寝室に移った後も同じ話題が続きました
ティール「忘れられないなぁ、さすがに
」

小さなころ、ポト芋を洗ってたら制服汚しちゃって、誤魔化そうと思って入ったら抜けなくなったんだよね。
ティール「あとでしこたま叱ったんだっけ。」
モイラ「えー?なにー?そんな事あったんだ。」
カスミ「パパってば…」
ウィラン「あー!もう!この話ヤメ!ほらもう朝になっちゃった。ごはん食べよう!」
ティール「はいはい。」
ウィラン「あ、待って、パパ。昨日ね、ダンジョンでこんな衣装拾ったんだ。昔の騎士隊長の衣装だって言うから、着てみない?」
カスミ「じいじ、カッコイー(*´︶`*)♡」
モイラ「やだ、いいですね!私もティールさんみたくなれるよう、がんばらないと!」
ティール「うんうん。いいね、みんな元気で、笑顔で。」
ウィラン「……」
実は、この日、パパはほとんど家を出られなかった。
ティール「ウィラン、おいでおいで
」

ティール「ウィラン、おっきくなったねぇ」
ウィラン「だって、ぼくももうお父さんだしね。」
ティールパパは…
家族だけじゃなくて、パパの親友さんや、陛下も葬儀に駆けつけてくれた。
ぼくね、夕方の選挙でちゃんと、
パパをちゃんと、笑顔で見送れたか心配だったけど、