お疲れ様です。
今日は高設定を下の設定に落とす理由+αについて話します。+αは大手法人と中小規模法人の特徴の違いについてです。
特定日に高設定使って、普通の日になったら下げるのは分かると思います。というか当たり前ですよね。
では前日高設定で、もしくは高設定らしき出方をしていて、次の日が特定日なのにもかかわらず、その台の設定が下げられてるってよく見ませんか?
これにも理由があります。
わたしが役職クラスの人から聞いた話ですが、
翌日に設定をしっかり下げることで、前日にしっかり出ていたアピールがしたい。もしくは前日にちゃんと高設定を使っていたことを強く意識してもらいたい。
だそうです。全てのホールさんにはそれぞれ店長さんの考えの元設定は考えられているはずですが、わたしはこれを聞いて、なるほどな、確かにそうだと感じました。
他にも高設定が1台や2台だけがあって、あとは全て低設定ってパターンはよく見ますよね。
これも同じ理由で、
低設定ばかりの中に高設定があるとその台だけが余計に目立つ。つまり高設定をちゃんと使ってますよアピールができるってことです。
低設定で何も出てない台ばかりが周りにあるからこそ、たくさん箱積んでる台はその分すごい際立つってことですね。
低設定が高設定を目立たせる役割を果たすから低設定を入れる。利益だけのためではない。
そういう話をしてくださった方がいました。低設定は単にお客さんに負けさせてホールの利益を確保するためだけではない、ということを熱く語られました。
高設定は少ないからこそ希少価値があり、入れたからにはしっかり反応してたくさん出て欲しい
ということでした。
メリハリで設定を投入するホールには少なくともこのような考えで運営されているのではないか、と話されてました。
全台系は特定の機種全てに高設定が投入されるので、これに関しては他の機種が静かな分、全台系の機種が全台たくさん出てるのが一際目立って、それを狙っているらしいです。
設定234で例えばジャグラーで大負けもしないけど、大勝ちもできないような配分だと、たくさん出る台が現れにくいため、あんまり力を入れてないようにも見えてしまうそうです。そんなふうに思われるくらいなら12か45しか使わないみたいにして、出る台はとことん出て、ダメな台はとことん吸い込んで欲しい、とかなり熱く語られました。
大手の法人ほどジャグラーだと中間ベースが多い理由の一つに、稼働してる人の多さで出玉がいくらでもごまかせる。というのがあるようです。
たくさん出てる台がなくても、例えばマイジャグラーVが50台あって全台に人が座ってるだけで盛り上がってるように見えてしまう。それが大手の魔力?魅力だそうです。
つまり、
多くの人は出玉より稼働の高さに注目するので、それで盛り上がってるように錯覚するから、わざわざ高設定を目立たせる工夫をほどこす必要がない。なので中間多めで十分。
だそうです。
まじかーとわたしも最初聞いた時に驚いてしまいました。言われてみるとそう考えれば確かにそうなるよなと納得はできます。
これが大手が高設定が少なく、特にノーマルタイプに中間ベースを多用する理由です。
大手法人は爆勝ちさせる台を入れても当たり前と思われて、お客さんの感動が小さく、過疎店の小さなホールがいきなり設定6を使うと、すごい目立つし、みんなビックリするってわけです。
ここから何が言えるかというと、
大手法人のホールは高設定がツモりづらい場合が多い。なぜなら各機種の保有台数が多く、高設定も少ないから。
よっぽど癖が見抜きやすい場合を除き、こういう現実があります。資金力あって還元する力も体力もあるとされる大手法人ですが、こういうカラクリがあります。
そしてそれを支えてるのが、ネームバリューに伴う信頼感です。有名なところほど何もしなくても名前だけでみんなホールに来てくれますからね。それで多くの人が少しずつお金を吸われるわけです。そしてその法人は潤います。特定の人に大負けさせる必要はなく、できるだけ多くの人に少額でもいいから負けてもらいたいと思ってます。
反対に小さいホールはお客さんの来る数が少ないので、全員にちょい負けさせるだけでは利益確保ができないため、1人あたりの負け額を大きくする必要がありますから、負ける台はとことん負けさせる必要があり、どちらかというと特定日はメリハリ設定になりやすいです。
大手法人や小規模法人どちらにもメリットデメリットがあります。負けにくいのは大手法人ですが、勝つのも難しいです。小規模法人は信頼できるホールであれば、特定日はしっかり56を使ってきて、下は12を入れてメリハリをつけてるところが多いです。なので、56をツモりたい場合は中〜小ホールがわたしはオススメします。抽選次第なところが多いですが、中〜小ホールは全体の保有台数が少なく、その中にしっかり高設定が毎回入れられてる場合、ツモ率はその分高くなるでしょう。
大手だから安心とか、有名だからとか、いつも人がたくさん並んでるから、というのは勝ちやすいホールの条件にならないです。なので、自分のホール選びは本当にそれで大丈夫か、常に疑問を持つことが大切です。ネームバリューや周りのみんながよく通ってるからなどという理由だけでそのホールに毎回行ってないでしょうか?
わたしは総台数400〜500台の大手法人を攻める時もあれば、総台数100台くらいの小さなホールを攻める時もあります。負けてる人の特徴のひとつとして、大手法人のホールでばかりで毎回打っているというのがあります。大手法人マジックに見事に引っかかっています。大手法人はその資金力から全台系をしてくれるホールもありますし、3〜6台並びなどで塊で入れてくれることもあります。どこを重要視するか、どのように狙うのが自分にとって好都合かを毎回作戦を練る必要があります。
⭐️まとめ⭐️
高設定が目立つのは低設定のおかげであるということがまずひとつあります。
そして大手法人や中小規模法人の違いを理解することです。
わたしも負けまくっていた時はこうやってホールの特徴を全く理解せず、ズルズルやられていたので、同じことになる人が少なくなるように祈っています。勝ちやすいホールかどうかとホールの人気度はあまり関係がないと思ってた方がいいです。立ち回りはホール選びから始まります。勝てないホールでいくら勝つ方法を一生懸命考えてもそれは無謀です。ぜひいろんなホールに足を運ぶことをオススメします。ちなみにわたしは専業時代を含め、120店舗ほどのホールを渡り歩いている経験があるので、様々なホールをこの目でしっかり見てきました。これからもどんどん立ち回りの話をできればと思います。
ではでは👋