本日はパチンコやスロットで使える心理学シリーズ③です。
6号機の話に変えようとかと思いましたが、見てくださる方がたくさんいらっしゃったので、もう少しその路線の話を続けようと思いました。
前回の話はこちらです💁♂️
それでは行きましょう!
<バンドワゴン効果>
これは大多数のところに人は自然と集まってしまったり支持してしまったりする効果のことです。これによっても立ち回りが狂わされてしまうことがあるので注意が必要です。
今回もいつもと同様ウィキペディアの内容をパチンコスロット版に例えて説明していきます。
例を出します。
Kさんという人がいました。
今日はKさんのマイホのイベント日です。
だいたいいつも100〜150人くらいは並びができます。
車でいつものように向かってますが、いつも通れる道が工事をしていて違う道を通ることになりました。
その途中でものすごい長い行列を見つけて、何なんだろう、と辿っていくとどうやら新しいパチンコ屋らしく、軽く見ただけで500人くらいは並んでるように見えました。
当初マイホに行く予定だったKさんは結局マイホに行くのをやめ、その新しいパチンコ屋の抽選を受けるために長い行列に並ぶことに決めてしまいました。当然のことながら抽選ではいい番号が引けずに、ホールのフロアマップも知らず、強い機種なども分かっていなかったため、適当に空いてる台を押さえてしまい、その日は負けてしまいました。
ストーリー的にちょっと無理矢理なところを感じると思いますが、あり得ない話ではないかと思います。このケースでは打つ前に人の並んでる数に混乱させられたと言えます。
このように大多数の集まってるところに特に何の理由もなくそっちの方が自分にとっても色んな意味で有益で良いんじゃないかと錯覚させられるのがこの効果の恐いところです。
もうひとつ例を出します。
Jさんという人がいました。
今日はJさんのマイホのイベント日です。
300人くらいの並びでしたが抽選は80番と割といい番号が引けました。
自分の座りたい台は確保できました。
しばらく打っていましたが自分の台の反応は悪く、今だに追加投資状態。
席を立って他の台や他の機種を打ってる人らの様子を見てみると、満席で他に空いてる席は見当たりません。
自分の台にもう一度戻り、出玉感はイマイチだけどこんだけ周りの人も長く粘って打ってるのだから、今日のイベントを信じて打ち続けてみるか、と思ってそのまま続行。
しかし結局6万円入れても自分の台はいっこうに反応してくれず、周りの様子を見ても箱を積んでる人もわずかで、人の大きな入れ替わりはなく、朝からいた人がずーっとなぜか粘ってるような状態でした。
このケースでは自分の立ち回りに自信がなく、周りの動きに合わせて自分がどうするかを決めてる人が陥りやすいパターンです。
たくさん他の人も今日はマイホに来ているから自分もそうする。
他の人も長時間粘ってるから自分もそうする。
このように完全に周りの空気や雰囲気に飲まれてしまって自分本来の力を発揮するのを忘れてしまっています。
わたしは過去のブログでは周りの様子や他の人が打ってる台の挙動のチェックはとても重要だということは話してきましたが、2つの例で話してきたような状態には気をつける必要があるとここで強く言いたいです。
周りの台の挙動をチェックする理由は、自分の台の判別をするためのヒントになるからです。
決して周りの人と同じように動いてくださいと言ってるわけではありません。
まだパチンコやスロットを始めたばかりとか経験が浅い時はどうしても自分のやり方に自信が持てないので、その場の雰囲気にどうしても流されてしまいがちです。
何となく大多数に合わせた方が良いのかな?って錯覚させられないよう気をつけてください。
このように大多数派のやってることは無言の見えない圧力をかけてきます。
物を決める時といっしょで多数派の意見だけを聞いて少数派を無視してたら、良い案は出てこないですよね。
1+0×2=??という算数の問題を100人に聞いて99人が2と答えて1人だけが1と答えても、正解は1と答えた人です。大多数派が必ずしも正しいわけではありません。
⭐️まとめ⭐️
いかがでしたか。
このようにホールに入場する前にすでに立ち回りがかき乱されてしまうと、その後挽回するのも困難になります。
周りの様子を気にすることは大切ですが、それと同化してしまわないように確固たる自分を持ち続けることが大切です。
ここでも1人で立ち回ってしまうと知らぬ間にこのバンドワゴン効果にハマってしまうので、経験者でかつ立ち回りの上手い人を連れて最低2人で打ちに行ったりしたほうがうまく行くと思います。
経験の少ない人はうまい人にサポートしてもらいながら立ち回った方が身につくことも多いですし、そこにはたくさんの学びがあるはずです。
次は「6号機の後ヅモについて」です。
ではでは👋