飲料食品メーカーや流通大手など約80社でつくる「日本TCGF」から「サステナビリティプロジェクトによる
清涼飲料の賞味期限の「年月表示」への移行について~ 製配販による非競争分野における協働を通じて持続可能な社会づくりに貢献 」という報道発表が25日付で行われました。
今日の新聞各社の記事でも記載されています。
発表によれば「加工食品の賞味期限表示は、食品衛生法などの関連法規やガイドライン等に基づいて各社が設定している」のですが、「賞味期限を日別で管理していることにより、製配販3層における商品管理の非効率や物流上のCO2排出を招いているのも事実」としています。
そこで手始めに2キロリットルミネラルウオーターについて従来の年月日表示であった賞味期限を年月表示に切り替えることを決定したものです。
今回の取り組みでは次の2点が実施されます。
1.賞味期限の1年を超える商品の表示は「年月」表示に切り替える。
2.賞味期限の表示を各社標準化し「漢字表記(○年○月」とする
この期待効果は次のように記されています。
「賞味期限をもとに配送や保管、店陳を日別に管理していたものを、月別に管理することで、サプライチェーン上の環境負荷(物流拠点間の転送および転送に由来するCO2排出等)や非効率(物流倉庫の保管スペース、店頭の先入先出作業等)を軽減できる。
またお客様にわかりやすい表示にする。」としています。
実施時期は5月以降メーカー出荷分から順次行われるそうです。
従って従来「6月16日」までとなっていたものは「5月」までが賞味期限として表記されることになります。
店頭では賞味期限の日付単位で管理されていたものが月単位で管理されることになります。
これでずいぶん店頭での管理の手間は省けます。よく店頭の陳列で賞味期限日付の古いものがお客様の目に近い前の方や届きやすい場所に、新しいものは後ろや下の方にというのがこの管理方法の特徴として出ています。又、陳列は日別管理ですから毎日賞味期限日別単位で一群を整理並び替えていく作業が必要でした。それが月単位ですから非常に大きい塊で行うことになるのですから手間は大幅に減少します。
物流面からは倉庫の棚管理では正味期限日ごとに棚区分して管理されていました。その日付の数だけ棚の区分けが行われ在庫管理がされています。スペース効率、ピッキング効率も大幅に手間が省けることになるのでしょう。
ただし、メーカー側では製造年月日ごと管理やロット管理手法でトレース管理することが多いので現実にはそれだけ棚区分が減るのかどうかはわかりませんが・・・。
少なくとも小売りへの納品で日付逆転納品が許されないのが月単位となると相当取引上は楽になります。
ともかく、環境負荷は大幅に低減するのでないでしょうか。
今日のキーワード
”不要な細かい区分をなくすだけで大きい効果が期待できる”














