放射能汚染牛のニュースが連日のように報道されています。
牛が汚染された原因にたどりつくには育った場所の環境や餌、水など幅広い追跡をする必要があるのですが、牛自体の個体は識別番号によって認識することができます。
今回の報道でも取り扱った流通過程の各所から対象牛であったとの発表が素早く行われています。
流通段階での検査でセシウムが検出されたことから、その肥育された農家までたどり着く方法がとられます。
農家ではおせん原因と思われるものを調べ、それらを調べることになります。
問題のあった個体は識別番号が発表されます。その番号に該当するかどうかを川下側で手元の表示で確認することができます。
このように社会システムとして確立された牛肉トレーサビリティシステムが広く役に立つことを今回は認識させてくれました。
社会システムは投資をどれだけするのかという問題はありますが、安全・安心に限界は内容にも思えます。
このあたりを行政、業界、あるいは消費者も含めて前向きに考えていくべきでしょう。
今日のキーワード
”トレーサビリティシステムの広がりを”