従来はメーカーから小売店舗に直接納入しているのを小売のセンターを経由して店舗に商品が届けられることで何が変わるのかを見ればコスト分担をどうすればいいかが見えてくるのでないでしょうか。
下図に示すようにプロセスを変えることでなくなるアクティビティ、新たに発生するアクティビティがあることがわかるでしょう。一度、流れの中で洗い出してみてください。
さらに、もう少し進めてみましょう。
図の中でコスト発生要因というのがあります。これは量的なものが関与することが分かります。
メーカーと小売のコスト分担、あるいは物流変更の前後比較でもこのような要因ごとに細かく見ないと何がいいのか悪いのか判断ができないはずです。
このあたりから物流ABCの必要性に気付かれたかたも多いのでないでしょうか。
今日のキーワード
”当事者で見方を統一化するツールは何”
