重たいものを持つのは負担に | 「ロジスティクス・物流・マネジメント日々雑感」篠原ロジスティクスオフィス 篠原和豊

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ロジスティクスや物流現場、日々報道されるニュースなどを直視したり斜に構えたりしてビジネスや社会生活のヒント、情報をちりばめます。

 高齢化社会や単身世帯、共働き世帯の増加を反映してのことでしょう。


 食品宅配市場は堅調に成長しています。矢野経済研究所が18日に発表した「食品宅配市場に関する調査結果 2011」のサマリーでは「~消費者に直接的に働きかけ、希望の商品を手元に届けることができる食品宅配サービス~」とコピーを伏しています。

http://www.yano.co.jp/press/press.php/000763


 サマリーのポイントは次の2点です。


◆ 2010年度の食品宅配の総市場規模は、1兆6,806億円(前年度比104.0%)の見込み、堅調推移が続く

◆ 高成長が続くコンビニ・ネットスーパー宅配市場、ネットスーパーを利用する理由として「重たいものを持つのが負担になるから」が最も多い


 不況による外食離れ、内食回帰や企業側の直接的に顧客への働きかけを行い自社への囲い込みをはかるねらいとが相まって市場が拡大する傾向にあるとの見方をしています。


 一方で利用者側は「重たいものを持つのは負担」というのがもっとっも多い理由であったようです。


 若者社会の車離れなどおあります。個配という末端までの物流が商品として拡大していくのは自然の流れかも知れません。


今日のキーワード

”物流というサービスがさらに商品力を増す”