昨日の国土交通省からの無料化実験に関する発表資料に今後の公表予定がありました。
すでに行われているものですが高速道路の交通量と渋滞状況は都度発表されます。7月上旬には高速道路への転換による一般道の渋滞量(交通量や走行速度、渋滞回数等)も行われています。
今後の予定では物流車の利用回数等、観光地の観光客数等、そして他の交通機関輸送量などが1カ月、3か月、6か月時にまとめられ発表されます。
年度末にはデータのとりまとめとして公表される予定です。この中では経済効果分析(時間便益,物流,観光)、CO2排出量、他の交通機関の影響といった総合的な分析が盛り込まれるようです。
以上の内容は国土交通省資料http://www.mlit.go.jp/common/000119557.pdf に盛り込まれています。半年に及ぶ国費を投入した実験ですのでしっかりとした分析を期待したいと思います。
高速道を利用できることで一般道は渋滞解消、CO2削減が期待できますが、新幹線を誘致したが途中の地域は人の流れが疲弊しやせ細っていった事例と同じような現象が起こらないのかといったところも見ていただきたいと思います。社会生活、経済面なども含めての視点です。
何事もプラス面、マイナス面を総合判断するのが実験なのでしょう。
今日のキーワード
”実験は多面的で有効に”