物流の統合には異なる企業が集まってお互いのルートや拠点を活用し合ってカバーし合うケース、お互いが新たなネットを作りそれを利用するなど「共同g配送」「共同物流」というところから入って勧めていくケースが一つです。
この場合はこれをやることで不要になった自社の既存の物流を削っていきます。従って物流の構築とスリム化が進むことになります。
もう一つの形として二つが合体して新たに作り直すケースがあります。
この夏には郵便事業会社の方へ統合されるジャパンエクスプレスのようなケースがあります。
ゆうパックとペリカン便が合体した会社でお互いの融合を目指したジャパンエクスプレス、結局、ペリカンはゆうパックに統合される形になります。
ペリカン便の顧客もゆうパックの方にまとめる、拠点やネットワーク、物流形態そのものも統合という形になるのでしょう。
このことによって黒字化を2011年度に達成と前倒しの目標設定をたてたようです。
二つの組織体を合体させるには物理的な合体から細胞まで解け合う融合の段階まで大きいパワーが必要です。人的な面も含め進行が注目されるところです。
情報源(日経ネット「日本郵便、11年度に宅配事業黒字化へ」http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20100207ATFS0600Q06022010.html )
今日のキーワード
”融合が進むか注目”