昨日17日よりニッスイと味の素冷食による近畿地区での共同物流が開始されました。詳細は13日付のプレスリリースをご覧下さい。
http://www.nissui.co.jp/news/20090813.html
この共同物流、取引先を含めた物流の効率化だけでなく社会的課題である環境問題への対応も目的としていると記載されています。
共同物流を行えば共同物流のパートナー同士が車両数減、積載効率低減、総走行距離の削減などが行えCO2排出量も抑制することができます。
今回の取り組みでは12%の削減を見込んでいるようです。
この度の対象エリアは大阪府、京都府、兵庫県、奈良県、滋賀県、和歌山県の2府4県、拠点として、大阪港埠頭ターミナル(株)・寳船冷蔵(株)・日水物流(株)の3社共同による大阪港物流センターを起用となります。
両社の共同物流の取り組みはニチレイフーズも含めた全国での取り組みの一環として行われてきました。線の細い地方部だけでなく大都市圏の取り組みも行われることになったことにも意義があるのでないでしょうか。
叉、「取引先も含めた物流効率化」の意味も容易に推測できるでしょう。荷受け側では複数の受け入れを1本化できればハンドリングやスケジュールが簡略化されます。大きな効果が見込めます。
今回の両社の取り組みに注目してみたいと思います。
今日のキーワード
”共同物流の効果は期待できる”