24時間空港と立地の優位性を活用した航空貨物ネットワーク構想について朝日新聞経済面で見ました。
全日空の構想です。
中心空港は「那覇」。東南アジアや北東アジアのほぼ中心にあたる位置にあります。ここから日本の羽田、成田、関空、韓国の仁川、中国の上海、香港、タイのバンコク、台湾の台北を結ぶネットワーク構想になります。
貨物の通常の移動は企業が夕方出荷、各地の翌朝に到着というのがほぼ理想型です。これだけの間に運ぶのですから直行便でなくても大丈夫です。
那覇をハブに各地からの貨物を仕向先に積み替えます。これで貨物をまとめられ積載効率、運行効率もよくなります。
全日空では20億円を投じ那覇空港に貨物ターミナルを整備中です。
事業開始は10月の予定、着陸量の安価さと24時間空港の利点を活かした試みです。
他の航空貨物業者の動向も注目するところです。
今日のキーワード
”ハブ&スポーク素方式に注目”