今日は新たな施策の方向の一つ目のさわり部分です。これも項目を引用(下線部)しておきます。
「1)国際・国内一体となった物流環境の改善」として
○「パートナーシップ」による国際物流の円滑化・効率化
○国際輸送機能の充実
○ICTを活用した物流の円滑化・効率化
○輸入に関する国際物流の安定的な供給と品質の向上
各項目を見られどんなことが思いつくでしょうか?
一つ目のパートナーシップはアジア地域の各国のパートナーシップ、産官学のパートナーシップなどで連携して海陸一貫輸送、空陸一貫輸送や域内のあらゆる障害を取り除いたり整備を計るというものです。もうひとつ、成田、羽田の物流円滑化についてのものです。どうしても首都圏の物流問題で解決しなければならないものです。
二つ目の国際輸送機構の充実は・航空貨物ネットワークの拡充航空貨物輸送におけるインタクト輸送※3の活用、・コンテナ物流の総合的集中改革プログラムの推進、安定的な国際海上輸送の確保、物流資材の標準化が上げられています。
三つ目はICTを活用した物流の円滑化・効率化です。各種情報の有効活用、各種手続を含む簡易化・電子化の促進、国際海上コンテナ貨物におけるセキュリティの確保と効率的な物流の両立が列挙されています。
四つ目の輸入に関する国際物流の安定的な供給と品質の向上です。これは老朽化した冷蔵庫の整備や流通の安全を確保するための諸施策です。
いずれにしても国際的な物流をスムースに安全に行うというもので取り上げなければならないものでしょう。
ただ、具体的に進めようとする場合、大きいパワーを必要とします。より具体的に掘り下げることが必要でしょう。
今日のキーワード
”国際、国内一体にはあらゆる連携が求められる”