物流戦略委員会のまとめから(4) | 「ロジスティクス・物流・マネジメント日々雑感」篠原ロジスティクスオフィス 篠原和豊

「ロジスティクス・物流・マネジメント日々雑感」篠原ロジスティクスオフィス 篠原和豊

ロジスティクスや物流現場、日々報道されるニュースなどを直視したり斜に構えたりしてビジネスや社会生活のヒント、情報をちりばめます。

 今日はこのまとめに出てくる用語注釈を記します。


 用語は正確に知っておくことで、まとめた方々の意図が見えますので理解しておきたいと思います。


今日の用語(以下下線部は引用)


(※1)サービスリンク・コスト:多国間にまたがって分断された中間財の生産工程と最終財の生産工程を接続させるためのコスト。
(※2)PDCA:目標設定(Plan)→実施(Do)→評価(Check)→反映(Action)の一連のサイクルのこと。


(※3)インタクト輸送:航空機へ搭載する貨物を荷主又はフォワーダー(利用運送事業者)施設からULD(United Load Device、航空貨物運送用パレット)単位に梱包された状態で運搬し積み込むこと。また、航空機から荷下ろしされた貨物をULD単位に梱包されたままフォワーダー又は荷主の施設へ引き渡すこと。


(※4)3PL(Third Party Logistics):荷主企業に代わって、最も効率的な物流戦略の企画立案や物流システムの構築について包括的に受託し、実行すること。


(※5)BCP:不測の事態が発生した場合に、中核となる事業の継続又は早期復旧を可能とするために、平常時に行うべき活動や緊急時における事業継続のための方法、手段等を取り決めておく計画。


 初めてこれらの用語を見られた方はなんのことだろうと思われるかもしれません。用語には伝えたいことがまとめられています。一言一言かみくだき理解していただくこともいいのでないでしょうか。


今日のキーワード

”用語には表したいことが詰められている”