角度を変えてロジスティクスを考えてみる | 「ロジスティクス・物流・マネジメント日々雑感」篠原ロジスティクスオフィス 篠原和豊

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ロジスティクスや物流現場、日々報道されるニュースなどを直視したり斜に構えたりしてビジネスや社会生活のヒント、情報をちりばめます。

 報道では在庫調整がほぼ終わり生産が戻って来つつあるとも伝えられています。


 打てば響くロジスティクスの考えからすれば、手持ち在庫はなく前線が必要とするものをすぐ作りすぐ届ける、こんな補給活動がスムースにできるのが理想なのでしょう。


 ただ、生産のコスト効率の観点からすれば、平準化生産が手持ちの資源をうまく使うことになるのでしょう。これとお届けする場所までの距離と運ぶ手段の最適化がミックスされます。


 いわば、打てば響くに近い状態で供給効率も追求していくというのがシステムの運用になるのでしょう。


 資産をどううまく使うか、余分な物は持たない、タイミング良くお届けすることで売上げの機会をうまく捉える、そして利益を伸ばす、これができるようにするのがロジスティクスでないでしょうか。


 技術論だけでなく経営の観点でのそれも常に考えておきたいと思います。


今日のキーワード

”ロジスティクスとROAの関係を見る”